波野井露楠の徒然日記 〜ROCK&BOOK〜

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help リーダーに追加 RSS 「絵本は読んでも作っても楽しい!〜手作り絵本のすすめ〜」 長新太/キャベツくん

<<   作成日時 : 2007/09/23 00:45   >>

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 なんだか9月後半とは思えない暑い毎日が続きますね(@@;)。
 でも、私は、久しぶりに子どもたちの前に立って授業をしたり、出張先の中学校で中3になった以前の教え子達に3年6ヶ月ぶりに会えたりと、暑さを吹き飛ばす程のうれしい出来事の連続で、充実の毎日を過ごすことができています(^^)。

 ところで、その久々の授業は図書室で行ったのですが、その図書室に、「ザ・スカイ文庫」という手作り絵本のコーナーがあります。

 今日は、その「ザ・スカイ文庫」とそれに関係のある1冊の絵本の紹介をしたいと思います(^^)。


 まず、「ザ・スカイ文庫」ですが、ここに収められている絵本達は、去年の教え子達(当時5年生)が一所懸命にオリジナルの物語を考え、そこに挿絵をつけ、製本したものです。
 国語の時間を利用して作ったのですが、「一人一冊絵本を作って、上手にできたら図書室に置いて全校のみんなに読んでもらおう!」という私の呼びかけに、子どもたちは一生懸命に応えてくれました。
 図書室の本をたくさん読んだり、『あらしのよるに』シリーズや『りんごがひとつ』を分析したりして、物語の展開について勉強しました。考えた物語の内容は、友達同士で何回も読み合って推敲を重ねました。作文が苦手な子も、絵が苦手な子も、全員が精一杯心を込めて作りました。
 最後には、厚紙で表紙を作り、立派なハードカバーの絵本が出来上がりました!
 図書室の先生が特別に作ってくださった、かわいらしい天使の羽のついたケースも最高!
 現在、「ザ・スカイ文庫」の絵本は全校の子どもたちに人気で、いつもほとんどの本が貸し出し中なのだそうで、これには元担任の私もうれしくてたまりません(^^;)。
 本が嫌いな子も好きになる!作文が嫌いな子も喜んで文章を書くようになる!絵本は読んでも楽しいのですが、絵本を自分で作るのも楽しくてとても勉強になる活動です!
 とってもお薦めです(^^)!
(なお、「ザ・スカイ文庫」という名前は子どもたちが決めたのですが、去年の私の学級だよりの題名「ザ・スカイ」に由来しているそうです(^^)。)


 そして、今日の二つめの紹介。
 長新太の大人気絵本『キャベツくん』です(この間、NHK教育で大槻ケンヂが朗読していました!)。
 この絵本は、いわゆるナンセンス絵本です(笑)。
 登場人物は、顔がキャベツのキャベツくんとブタヤマさんの二人。
 キャベツくんが何者なのか?キャベツ君とブタヤマさんの関係はどんな関係なのか?そんな説明は一切なく、突然物語が始まって、そのまま物語がどんどん進んでいきます(笑)。

「キャベツくんが あるいてくると
ブタヤマさんに あいました。
『こんにちは』と、キャベツくんが
あいさつをしました。

ブタヤマさんは
『フー』と いいました。

かぜも
『フー』と ふいています。

ブタヤマさんが
『あのね、おなかがすいて
フラフラなんだ。
キャベツ、おまえをたべる!』
そういって、キャベツくんを
つかまえました。

キャベツくんが
『ぼくをたべると、キャベツに
なるよ!』と
いいました。

『ブキャ!』
ブタヤマさんは そらをみて、
びっくりしてしまいました。 …」

 はっきり言って、何がなんだかわかりません(笑)。でも、子どもたちは難しいことなんか考えずに、すーっと物語の世界に入ってしまい、その作品を楽しんでしまうんです!
 素直な心ってスゴイですよね(^^;)!

 実は、絵本を作っているときに、「どうしても話が思いつかない!」というある子が、この絵本を手本にして『スイカくん』というパロディ絵本を作りました(^^;)。
 ゼロからのオリジナルではありませんが、その子にとっては十分オリジナルな絵本です。いつもは、作文が苦手でなかなか最初の1文字が書けない子が、ちょっと真似することで、スラスラと文章が書けたのです(これは「書きかえ」とか「リライト」と呼ばれる正式な国語の勉強方法の一つです)!
 きっと、その子にとっては、この『キャベツくん』は思い出深い絵本になったのではないかと思います。


 長い文を読むのが苦手なら初めは絵本でいいのです。作文が苦手なら初めは真似でもいいのです。
 いろんなことを経験しながら、最終的には子どもたちみんなが「読書大好き!」になってくれたらいいなあ…そんなことを考えながら、今日は「ザ・スカイ文庫」と絵本『キャベツくん』を紹介してみました(^^)。

<BOOK>
長新太 『キャベツくん』 文研出版(1980)
画像


(↓「ザ・スカイ文庫」 いつもはほとんど貸し出し中です!ケースがかわいいでしょ?)
画像


(↓それぞれの絵本はこんな感じです。全部ハードカバーです(^^)!)
画像


(↓絵本の中身はこんな感じ。力作揃いです(^^)!!)
画像


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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
長新太さんの絵が好きで 子供達によく読んであげていたのに さっぱり覚えていないという DNAの残酷さをかんじてます。図書館へゆけば 置いてあったようにおもえますので借りてきます。
まり
2007/09/23 08:24
「ザ・スカイ文庫」、いいですね〜。細かなところまで書き込まれていて、子供達が一生懸命作ったことが伺えます。本当は手にとって1冊1冊読みたいです。
長新太、好きです。色彩がとても印象的ですよね。それにあの訳のわからなさ、何にも考えず読める気楽さ、いいですよね〜。「ぶたのおしり」の絵が印象的な作品があったのですが、タイトル忘れました(笑)
まゆぼん
URL
2007/09/23 14:40
波野井先生こんにちは。スカイ文庫のせてくれて、嬉しいです。もっと本を作ったりしたいと思ってます。学校で会ったら、またお話しましょうね。
seven
2007/09/23 21:34
思い出した!「こぶたがずんずん」!
お話は別の人が作ってて、長新太さんが絵を担当。このぶたのお尻の描き方、すごいんですよ〜〜〜。
まゆぼん
URL
2007/09/24 16:10
まりさん。
こんばんは(^^)。
長新太さんの作品は、本当にオリジナリティがあって素敵ですよね!
はちゃめちゃな感じが大好きです(^^)。
ところで、私もよくいろんなことを忘れてしまいます(笑)。
いやあ、困った、困った(笑)。。。
波野井露楠
2007/09/24 19:33
まゆぼんさん。
こんばんは(^^)。
「ザ・スカイ文庫」は子どもたちにとってだけでなく、私にとっても宝物なんです(^^)。
まゆぼんさんにも是非読んでもらいたいなあ!!
ところで、「ぶたのおしり」の作品、私はぞうのおしりが表紙の『おなら』のことかと思ったのですが、違ったようですね!
私も読みたいなあ(^^)。
波野井露楠
2007/09/24 19:36
sevenちゃん!
こんばんは(^^)。
sevenちゃんからコメントが入るとは、とっても驚いています(^^)!ありがとう!!
また今週も学校に行くので、一緒に勉強したり、たくさん話をしたりしましょうね!!
雑誌作りがんばろうね(>v<)/。
波野井露楠
2007/09/24 19:38
おはようございます。
私も自分で絵本が作りたい・・・
今だに夢を持っています(内緒の話)・・・♪
いや〜波野井さんは凄いね・・・
evergreen
2007/09/25 07:42
なんだかすご〜く久しぶりのコメントです。
波野井先生のブログは相変わらず人気ですね。(^_^)
手作り絵本なんてすてきです。(^O^)ぜひやってみたいですね。
 私の勤務校では今度「読書集会」があるんです。
その時先生方が全員読み聞かせをするんですよ。そこで先日、図書館でいろいろな本を見ていたら知らない絵本がとっても多いことに気づきました。もっと子ども(自分の子も含めて)にも読んであげればよかった・・・と反省させられました。(>_<)
ぜひすてきな本があったらまた紹介してくださいね。
はーもにか
2007/09/25 18:15
まゆぼんさん!
学校の図書室で『こぶたがずんずん』、見つけました!!2冊も(笑)。
とっても愉快な本ですね!
今度、ブログで紹介させていただきますね(^^)。
波野井露楠
2007/09/25 18:26
エヴァさん!
こんばんは(^^)。
エヴァさんなら神秘的で素敵な絵本が出来そうですねえ(しみじみ)!
私のはすべて手作りなのですが、是非出版までこぎつけてほしいなあ(^^)。そしたら、私は読者第1号になりますよ(^^)/!!
波野井露楠
2007/09/25 18:29
はーもにかさん!
お久しぶりです(^^)!!
元気そうでなによりです(>v<)。
読書集会!楽しそうですけど、
大変そうですね(^^;)。でも、先生にとっても、子どもたちにとっても、いいひとときになりますね!
がんばって下さいねえ(^^)!
以前紹介した「金魚」シリーズなってどうですか(笑)?
波野井露楠
2007/09/25 18:56
文章を考えたり絵を描いたりが、あまり得意じゃない子達(-_-;)も、努力してこういうしっかりとした形を作るところまでできたら、成し遂げた(^^)vという達成感が味わえるのでしょうね\(^o^)/。子供たちにとっても宝物ですね。

絵本は読んでも作っても楽しい!
さらには、読み聞かせでも楽しい!
今朝も読んできましたよ(^_-)-☆
低学年のクラスでしたが、本当に楽しそうに聞いてくれるので嬉しいです。
ぱた
2007/09/28 10:56
ぱたさん!
こんにちは(^^)。
作文にしろ何にしろ、「とにかく書け〜」っていう授業をしたら、嫌いな子は益々文章を書くことを嫌いになってしまうと思うのです。
子どもが納得して夢中になれる目的を持たせてあげること、これがポイントだと思っています(^^)。
ところで、読み聞かせお疲れ様でした(^^)。何をお読みになってのですか?
気になります〜(^^)!!
波野井露楠
2007/09/29 16:02
読んだのは『ネコとクラリネットふき』。
岡田淳さんの本です。
ページをめくるごとに『うわっ!』『でかっ!』『ありえないし!』って声が上がるんですよ〜〜!
ありえないのも、ありえてしまうのが、本の世界?
わずか10分位の短い時間に、すとん!と本の中の世界に入ってワクワクしてる子供たち。絵本てスゴイわ〜〜とシミジミ思います。

『キャベツくん』は読み聞かせグループのメンバーの中にいつも読んでらっしゃる方がいます。この本も人気!
ぱた
URL
2007/09/30 23:28
ぱたさん。
こんばんは〜(^^)。
ぱたさんのお話の世界に子どもたちが引き込まれていく様子が思い浮かびます(^^)。
子どもたちもスゴイけど、子どもたちを夢中にさせるには読み聞かせする側の力量も必要になってきますから、ぱたさんの読み聞かせが素晴らしいのですね!
私も聴いてみたいです(^^)。
ところで、『ネコとクラリネットふき』、学校の図書室にはありませんでした(涙)。
今度、市立図書館に行ってみます!紹介、ありがとうございます(^^)!!
波野井露楠
2007/10/02 21:45

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