波野井露楠の徒然日記 〜ROCK&BOOK〜

アクセスカウンタ

zoom RSS 「タイトルは『暴動』でも、それを煽る意味はありません!」 スライ&ザ・ファミリー・ストーン/暴動

<<   作成日時 : 2009/02/28 23:55   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 4

 今日は土曜日でしたが一日出勤。
 午前中は、市長を始めとした40人もの来賓と大勢の保護者や地域の方々を招いての「感謝の会(大抵の学校では「6年生を送る会」と呼んでいます。本校では、6年生だけでなく、本年度お世話になった保護者や地域ボランティアの方々にも感謝を…ということで、「感謝の会」と名付けられています)」、そして午後からは、同じく来賓や保護者、地域の方々を招いての新校舎落成式典(校舎の半分が完成し、来週から新校舎での生活が始まります。式典では、テープカットやくす玉割りをしました)を行いました。

 無謀とも言えるスケジュール&計画に、暴動が起きるのではないかという噂が囁かれていましたが(半分嘘。笑)、児童も職員も「とにかく6年生や保護者、地域の皆さんのために」という思いで頑張りました。
 感謝の会は児童の劇や合奏、合唱の発表を中心とした盛大かつ温かい、素晴らしい会になりましたし、落成式典は寒空の下(昨日までの雨がやんだのは幸いでしたが、それでも滅茶苦茶寒かったです。日陰で風もありましので。苦笑)、子どもたちは長時間薄着で集中し続け頑張りました!!
 校長先生の要求も全てクリア(苦笑)!最終的には児童も先生方も「やり遂げた」という達成感でいっぱいになりましたし、見に来てくださった方々も喜んでくださったので…本当によかったです。(本番までの苦労が全て報われた一日となりました。)

 
 それで、先程、来賓を囲んでの懇親会から帰ってきたばかりなのですが(夜も頑張りました。苦笑)、「暴動が起きるのじゃないかというくらい忙しい中、みんな本当によく頑張ったよなあ」というようなことを思いながら、今はスライ&ザ・ファミリー・ストーンの「暴動」を聴いています(←無理矢理!笑)。

 
 そして、毎回のことなのですが、このアルバムを聴く度にいつも思うように、今回も「前作の『スタンド!』とは全然違う雰囲気とサウンドなんだよなあ…」などということを思いながら聴いている次第であります。

 スライのアルバムと言えば、「スタンド!」と「暴動」の二つがだんとつで有名だと思います。しかし、「スタンド!」から2年半のブランクを経てリリースされた、この「暴動」は本当に前作とは違った作品になっているんです。

 私は、まず、ウッドストックでの「アイ・ウォント・トゥ・テイク・ユー・ハイヤー」にKOされ、その後、アルバム「スタンド!」を聴いてすっかり痺れてしまったクチなので、初めて「暴動」を聴いた時には、頭の中が「?」マークでいっぱいになってしまいました(^^;)。アルバム・タイトル曲の「暴動」なんて、アルバムには曲名が書いてあるのに「0秒」ですからね(^^;)。ぶっ飛びましたよ(^^;)。
 「え!?これが、あの『ハーイヤー!』って明るく叫んでいたスライのアルバム!?曲が全然明るくないじゃん!しかも、リズムまで暗いぞ!それに、なんで『暴動』は0秒なんだ!?」と、本気で戸惑ったことを今でも鮮明に覚えています(^^;)。

 「実は、このアルバムは、ほとんどスライ一人の演奏によって作られた」とか「本作ではリズム・ボックスが使われている」とか「この時期、スライはかなりの麻薬中毒だった」なんていうことは、後になってから知ったことで、とにかく本作を初めて聴いたときはビックリしたものでした(笑)。
 
 だから、初めのうちは、「なんで、これがスライの最高傑作なんだろう?」「『スタンド!』の方がずっといいのになあ!」と本気で思っていました。
 でも、何度も何度も繰り返し聴いたり、歌詞の対訳を読んだりしているうちに、本作に対するイメージは、「『?』だらけのアルバム」というものから「奥が深いアルバム」というものに変わっていきました。

 ですから…。
 今でも、私の中では「スタンド!」がスライのアルバムのナンバー1なのですが、それでも、「多くの人が『暴動』をナンバー1に挙げている」ということが納得できるようになりました。

 リズム・ボックスの全く高揚感のないリズムに乗って展開されるスライの世界は、聴けば聴くほど癖になっていきますからね!「スタンド!」の曲たちのように大きな盛り上がりがないのに、気づくとその世界に引きずり込まれている(汗)!しかも、そのサウンドは、クスリの力が関わっていたとは言え、ほとんどスライが一人で作り上げてしまったのですから、スライは天才です。(オリエンタルなサウンドやヨーデルまで、ファンクにしてしまってますしね(^^;)!)


 それにしても、このアルバム…。
 英語が分かれば、もっともっと、そのリアルな感じが伝わってくるんだろうになあ…と思うと、とっても悔しい気持ちでいっぱいになります(TT;)。


 ところで、本作のジャケットはアメリカ国旗のアップになっていますが、スライ本人によると「このジャケットは『すべての人種の人々』を意味していて、『黒は色の欠如』『白はすべての色の混合』『赤はあらゆる人に等しく流れる血の色』を表している」のだそうです。また、星条旗の星の部分を太陽のマークにしてあるのは、「スライにとって星は探求を意味しており、星というのは探さなければならないし、数が多すぎる。しかし、太陽は常にそこにあってこっちを見ている。だから、太陽にした」のだそうです。
 それから、6曲目(何曲目という言い方が正しいかは分かりませんが。笑)の「暴動」が0秒なのは、「いかなる暴動も起こってほしくない。だから、あの曲の演奏時間はないのだ」ということなのだそうです。
 サウンドや歌詞は、暗い感じのものが多いのですが、こういう話を聞くと、「ああ、やっぱりスライの根底にあるものは変わってなかったんだな」とうれしくなりますね(^^)。



「ファミリー・アフェアー」


「スマイリン」


「ラニン・アウェイ」


<R&B>
スライ&ザ・ファミリー・ストーン/暴動 (1971)
1. ラヴン・ヘイト
2. 子供のように
3. ポエット
4. ファミリー・アフェアー
5. アフリカは君に語りかける(アスファルト・ジャングル)
6. 暴動
7. ブレイヴ&ストロング
8. スマイリン
9. タイム
10. スペース・カウボーイ
11. ラニン・アウェイ
12. サンキュー
画像





暴動(紙ジャケット仕様)
Sony Music Direct
スライ&ザ・ファミリー・ストーン

ユーザレビュー:
かつて聴いた作品で最 ...
こりゃすごいスライの ...
傑作、しかし入門篇に ...

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
スライ&ザ・ファミリーストーン『There's a Riot Goin' On』
Sly & the Family Stoneのアルバム『There's a Riot Goin' On(邦題:暴動)』。1971年発表。 ...続きを見る
ROCK野郎のロックなブログ
2009/03/31 08:24

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは!
今日はクリームを聴いていてジャック・ブルースが
スライのワウワウを聴いてまねをしたとダンナが言っていて彼は天才だそうですね!
チョッパー(しゃべるギター)をあみだしたり
マイルスも彼の音を盗んだとかいろいろ伝説の持ち主でもあるようです!
「暴動」は私も気に入ったアルバムで天才が好きだと
しみじみ思いました!!
まり
2009/03/01 19:53
まりさん!
こんばんは(^^)。
スライの影響力は凄いですね!
JBとはまた別のカリスマ性を感じます。
本当に天才ですね。
天才は、私も好きです(^^)!!
スライ&ザ・ファミリー・ストーンのしゃべるギター、カッコいいですよね(>v<)!
波野井露楠
2009/03/06 03:40
最近すごい更新してますね!
僕の方は忙しくてめっきり更新頻度が減ってしまいました・・・。
このアルバムはすごく好きです。スカスカでブイブイとうねる感じがたまりません。
kiyo
URL
2009/03/31 08:27
kiyoさん!
こんばんは(^^)。
今年に入ってから、半ば意地で更新しています(笑)。
3月はちょっとペースダウンしてしまいましたが、4月からまた頑張りたいと思います(^^)。
スライは、やはり…この盤と「スタンド!」が別格ですよね!!
カッコよすぎます。
スライとJBのお陰で、ファンクのカッコよさを知った私です(^^)。
コメント&TB、ありがとうございました!!
波野井露楠
2009/04/01 21:56

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
「タイトルは『暴動』でも、それを煽る意味はありません!」 スライ&ザ・ファミリー・ストーン/暴動 波野井露楠の徒然日記 〜ROCK&BOOK〜/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる