波野井露楠の徒然日記 〜ROCK&BOOK〜

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zoom RSS 「ロックが聴けないので…」 スティーヴィー・ワンダー/ベスト・コレクション 

<<   作成日時 : 2009/11/03 20:21   >>

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 昨日に続いて「いじめ」について。


 私の持論ですが、私は「子どもたちのいじめをなくすことのできる一番の人間は教師である」と常々思っています。

 もちろん、「子どもをいじめから守るのは親の務め!」という考え方もあります。大賛成です。現に、私も教師という職業を離れた時、同じ思いを持ちます。昨日の記事にも、ブログ仲間のLilyさんから、親としての立場に立った心強いメッセージをいただきました(ありがとうございました!)。

 しかし、世の中のお母さん方、お父さん方の中には、例えば、自分の子どもがいじめられていると知っても、様々な事情や心情から、相手の子や家に物を申したくてもそれができず苦しい思いをされている方もいるのではないでしょうか。
「子ども同士のことに親が出て行くのは、どうも…。」
「そんなことして逆に、また自分の子が仕返しされたら…。」
「あの家とは今後もつき合いがあるだろうし…。」
などと思ってはいないでしょうか。

 また、自分の子どもが逆にいじめをしていると分かった時、今の子どもの中には親の言うことを素直に聞かない子どももいるのではないでしょうか。
 「いじめはいけないぞ!」と、たしなめるつもりが、「だって、相手はもっと嫌な奴なんだ」「こっちは悪くないよ」などと丸め込まれたり、「いじめなんかしてないよ」と白(しら)を切られたり、「うるせーな!」と逆ギレされたりしてないでしょうか。


 子どもを育てたり守ったりするのは親の責任だと思いますし、本来なら、家庭だけでなく地域全体でそれを行っていかなければならないと思います。

 しかし、多くの家庭、地域で、それがうまくいかなくなっていることが多い今の世のだからこそ、教師が、学校が頑張らなくてはならないと思うのです。


 はっきり言って、子どもたちの生活を振り返った時、普通に考えれば、家族といるより学校で先生と一緒にいる時間の方が多い…のではないでしょうか。
 特に小学校は、学級担任制です。朝8時から下校するまで、ずっと学級担任と一緒なのです。
 一日約8時間!1週間、1ヶ月、1年間…と、その時間が積み重なっていくのです。

 その貴重な膨大な時間を、教師は無駄にしてはいけないと思うのです。


 いじめは大人の世界にもあります。
 しかし、大人になっていじめをしている人に「それはおかしい」と悟らせるのは至難の業だと思います。
 心が凝り固まっているからです。

 
 だからこそ、心が純粋な内に、つまり、小さいうちから、「優しさ、思いやり、我慢、相手を受けれること…などの大切さや素晴らしさ」を味わわせてあげるべきだと思うのです。
 そして、それができる機会を十分すぎるほど与えられているのが教師だと!


 教師は、性格も能力も家庭事情も様々なクラスの子どもたち全員の幸せを実現できるよう努力しなければいけません。
 子どもたちが、子どもたちのお家の方が、安心できるクラスを目指さなくてはなりません。


 そのための第一歩として、教師は、「自分のクラスには、いじめは許さない」という空気を作る必要があります。まずはクラスです!(それが、後に学年、全校へと広がれば最高ですが!)

 もし、クラスにいじめが起こってしまったら、双方の言い分を公平に聞きながらも、「やはりいじめというやり方は間違っている」ということを教えて、必ず解決してあげなければいけません。子どもたちのどちらか一方が納得しなければ、双方が納得するまで話を聞いたり、話し合ったりしなければいけません。中途半端は意味がありません。

 その時には、「苛められたとき、誰が悲しむのか?」「苛められた本人はもちろんそう。でも、本人と同じくらい、場合によっては本人以上に苦しむのがその家族であり、恋人(←大人になった時の話ですが)であり、親友である」ということを、心からわからせなくてはいけないと思います。


 また、教師はたとえ「今の自分のクラスにはいじめはない」と思っても、決して安心しすぎてはいけないと思います。教師の目に見えないところでいじめが起きているかもしれないし、「いじめがない」からといって子どもたちが「いじめはいけない」と分かっているかどうかは分からないからです。もしかしたら、たまたま、いじめがないだけで、実は、子どもたちは「いじめがいけないということは特に考えていない(!?)」ということだってあり得るのです。

 誤解されては困るのですが、私は「子どもを信用するな」と言っているのではありません。

 むしろ逆に子どもを十分に信用した上で、「この子達なら分かってくれる」と信じて、日頃から「いじめってどう思う?」「いじめって何だろう?」「いじめにあったらどうすればいい?」「相手をいじめたくなったらどうすればいい?」「いじめは誰を悲しませる?」「大人のいじめをどう思う?」「クラス替えしたり、中学校に行ったりしてから、このクラスの子がいじめにあいそうになったらどうする?」なんていうことを、本気で話し合うことが大切だと思うのです。


 クラスが平和なことはよいことです。しかし、クラスの子たちを「平和すぎて大切なことを考えられない」というような子にしてしまってはいけないのです。
 「去年、自分が担任の時はいじめがなかったのに、新しいクラスになったらいじめが起きてる。」なんてことにならないように。


 私はいじめは許しません。
 クラスの子たちは、それをよく分かってくれています。
 子どもたちが全員で話し合って決めたクラスのめあて(スローガン)は、「けじめはあって、いじめはない!明るい笑顔と元気なあいさつ!どんな時でも助け合い!友情いっぱい4年1組!」です。

 それでも、友達同士のトラブルはあります。

 でも、まずは担任の私自身がしっかりと全員を見ること、子どもたちやお家の方が私に相談しやすい雰囲気や体制を作ることを心掛けて頑張っているつもりです。
 
 昨日も書きましたが、いじめは世の中からなくなりません。

 だからこそ、気を抜いてはいけないのです。

 いじめはなくならないかも知れません。

 しかし!教師が頑張れば、自分のクラスの中だけでも、いじめをなくすことはできると思うのです。

 私は、これからも、これまで通り、子どもたちを信じ、自分の持論を信じて、精一杯頑張っていきたいと思います。



 硬くて支離滅裂な話にお付き合いくださり、ありがとうございました。



 さて、今日も、こんな状態なので、まだ気持ちが晴れない私です。

 なんだか、ロックが聴けません(涙)。


 今日、私が掛けているのは、スティーヴィー・ワンダーの2枚組ベスト盤(その名も「ベスト・コレクション」!原題は「The Definitive Collection」)。

 いわゆる有名曲が目白押しのこのアルバム。
 知っている曲ばかりで驚かされます。

 コアなファンにとっては「何を今さら?」という曲ばかりかも知れませんが、このボリュームはとにかく凄いです。

 スティーヴィーの楽曲の多さ、豊かさに脱帽です。

 そして、あまりにも有名すぎて、ちょっとコマーシャルな感じもしてしまうのですが、そんなところが却って、今日の私にはありがたく感じてしまいます。
 何も考えずに聴けるので…。


 さて、明日はまた学校!

 かわいい子どもたちと一緒にはりきっていきたいと思います!!


<R&B>
スティーヴィー・ワンダー/ベスト・コレクション (2002)
- DISC 1 -

1. サンシャイン
2. イズント・シー・ラヴリー(可愛いアイシャ)
3. マイ・シェリー・アモール
4. 愛するデューク
5. 回想
6. 愛してくれるなら(真実の愛)
7. 永遠の誓い
8. オーヴァージョイド
9. 楽園の彼方へ
10. レゲ・ウーマン
11. 涙をとどけて
12. イエスター・ミー
13. 愛するあの娘に
14. 太陽のあたる場所
15. いつわり
16. 愛を贈れば
17. 疑惑
18. 汚れた街
19. 心の愛
20. パートタイム・ラヴァー

- DISC 2 -
1. 迷信
2. ハイアー・グラウンド
3. マスター・ブラスター
4. フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ
5. 夢の中の君
6. 恋を抱きしめよう
7. アップタイト
8. 風に吹かれて
9. 悪夢
10. エボニー・アンド・アイヴォリー(ウィズ・ポール・マッカートニー)
11. フォー・ユア・ラヴ
12. フィンガーティップス
13. アイム・ワンダリング
14. アイ・ドント・ノウ・ホワイ
15. ヘヴン・ヘルプ・アス・オール
16. レイトリー
17. ドゥ・アイ・ドゥ
18. ハッピー・バースデイ
19. フィール・ザ・ファイア
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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
いじめの問題は、本当に難しいし、無くならないテーマですよね。昔、身近なところから今までも含め、根絶というのは、非常に難しい問題です。

そして、波野井さんのモットー(古っ)は昔の担任が口癖のように唱えていたことです。

イジメは実際にはありましたが、クラス替えの時には無くなりました。

だから、周りの環境を作るという意味では、全然無駄にはならないと思います!

そして、横道それた自分に言えることは、
学校だけが人生じゃないと、居場所は世の中には沢山あるということ。

世の中はまだまだ広いのですから♪
リュウ
2009/11/03 22:48
誰だって「イジメは正しいことだ」なんて思ってやらないですよね。どこか絶対後ろめたさがある。ダメだと思いつつ自分でも理由が見つけられないままイジメをしてしまうのは、何か別のストレスがイジメという形で現れるのだと思います。だから、根本的にはその理由を取り除いてやらないといけないのだと思うのですが、やっぱりまずは「イジメは絶対に許さない」と誰かが言ってあげることですよね。いじめている人も苦しいのだとすれば、ダメと言ってあげることが、結局いじめている本人をも救うことになるような気がします。
学校ならそれはやっぱり先生が、ちゃんと人対人として子どもたちに向き合えるかどうかなのだと思います。子どもたちは馬鹿じゃないから、その人が誠実か胡散臭いかどうかなんてすぐに見破りますから。
ロックの魂を持っている人はみんな自分の気持ちに正直ですから、波野井先生のロック・スピリットはきっとちゃんと子どもたちに伝わっていくと思いますよ!
goldenblue
URL
2009/11/04 01:19
若いうちに何でも経験させて頂いてる娘は、発達学級5・6年の担任です。守秘義務もあって余り口にしない娘が周期的にストレスで吹き出物がパッ〜!その原因は子どものことから、親同士のいじめだそうです。子どもはある意味残酷、感じたとおり口にし、言われた子は親に言い親は怒って言った子の親をいじめるー。
親御さんとも毎日顔を合わせないといけないし、信じられないことをやったりされたりするそうです。先輩波野井先生の記事帰宅したら読ませたいと思います、、、
みどりん
2009/11/04 13:53
リュウさん!
おはようございます!!
コメント、ありがとうございます(><)。

学校が全てではない…本当にそう思います。
人生長いし、世界(社会)は広い!ということも、子どもたちには教えていきたいと思います。

逃げ道(考え方も含めて)があれば救われた…っていうこと、ありますよね!!

だからこそ、ある意味、子どもたちにとって逃げられない(逃げにくい)義務教育の9年間は、教師がしっかりと子どもたちをいじめから守る責任があると思うのです。(いじめられている子を守るという意味だけでなく、もっと広い意味で!)

教師として自分が出来ることをしっかりと考え、頑張っていきたいです。
波野井露楠
2009/11/10 06:30
goldenblueさん!
おはようございます!
コメント、ありがとうございます(><)。

いじめている本人を救う…というところを読んで、凄いなあ!!と心から感心させられました!!
そうなんですよね。
いじめ予防の段階では、「いじめはいけない!」ということを子どもたちにわかってもらえるよう努力しなければいけないのですが、いじめが起きてしまったとしたら、いじめている子がなぜいじめているのかというその心理を理解しなければ解決できないんですよね!(いじめは悪い!ということを理解させることは絶対に必要なことで、それを怠らずに…というのが大前提ですが!)

goldenblueさんからのメッセージに勇気をもらいました!
これからもロック・スピリットで子どもたちにぶつかっていこうと思います(^^;)!!!
波野井露楠
2009/11/10 06:38
みどりんさん!
おはようございます!
コメント、ありがとうございました!!

娘さん、大変ですね(><)。
職場の仲間が、いろいろフォローたり相談のったり話を聞いたり…ということをしてくれているといいのですが…(><)!

教員のストレスは、職場の仲間のフォローがあるだけで、だいぶ軽減されると思うのです。
だから、私も、若い先生方にはいつも笑顔でいてもらえるようにと、
微力ながら心掛けさせてもらっています(^^;)。

でも、娘さんはみどりんさんという頼もしい家族がいて幸せですね!!

教員という仕事は、大変なこともたくさんありますが、感動的な素敵なこともたくさんたくさんあります!
つらいこともありますが、出口のないトンネルはないし、明けない夜はない!そう信じて私も頑張っています。

一緒に頑張りましょうと波野井が言っていたと、娘さんに伝えてください(^^)。
波野井露楠
2009/11/10 06:45
人って誰でも「少しはましな方にいたい。せめて中の上くらいにはいたい。」って思うものですからね。
それがいい方向に向かえば向上心って事になるのでしょうけど、上手くそちらに持って行けないと、その焦れったさから人に攻撃的になったりして・・・

人より優れている所も、劣っている所も、その全てを含めて自分の大事な唯一無二の個性で、それを大事にする気持ちが有れば、人に対しても優しくなれるんじゃないかなと思うのですが、そう上手くいかないものですよね。

教師という仕事で、イジメ問題の間近で頑張っていらっしゃる波野井露楠さん、尊敬します。
愛すべき子供たちの為にも、これからも頑張って下さいm(__)m
HIRO@世捨て人
2009/12/25 21:43
HIROさん!
ありがとうございます!!!

どんな人間にも(私にも)排他的な部分や、居心地のいい人間関係を壊したくない壊されたくないって部分…あると思うんですよね。
でも、集団で生活している以上、そういう部分で、自分の思い通りになることばかりではない訳で…そういうことに対してもある程度我慢したり妥協したり理解しようと努力したりってことが必要になってくると思うんです。

そういうことを、教師は子どもたちに教えなくちゃいけないよなあ、って強く思うんです。

どんなにいいクラスにだって、仲間はずれやいじめは起こり得るのですから…。
子どもを守るのが教師の役目の一つだと思うのです。
波野井露楠
2009/12/26 20:37
波野井様、拝復、TBコメントありがとうございます。
突然再登場してすみませんでした。去年は、20年以上入院しなかった男が3度も入退院を繰り返しました。小学校の先生は、勉強を教えるのと同じくらい、生き方を教えなくてはいけないですから、ご苦労のほど拝察します。小生も同じ教師ですが、人間を教える部分は放って置いてよいといいと思っているので(無責任な言い方ですが、小生の学生になる歳で人間形成がある程度できていなければどうしようもなく、それを小生たちはどうすることもできませんから)その意味での苦労はないですが、教えること以外に勤める教育機関そのものの運営に参加させられて、これがすごいストレスになります。小学校でも同じようなことがあるのでしょうか。だったら知育、教育に加えてそんなことまでなさっている波野井さんは本当に大変ですね。
Prof.Harry
URL
2010/02/15 00:29
Prof.Harryさん!
お久しぶりです(^^)。
すみません…だなんて、
まったく気にしないでください(^^)!
1年間で3度の入退院は大変でしたね(汗)。
もうお加減はよいのでしょうか?
大学の先生は、小学校とはまた違った大変さがありますものね。。。
どうぞ、無理をなさらないでくださいね。

また、ちょくちょく遊びに来てくださると嬉しいです。今後ともよろしくお願いします(^^)!
波野井露楠
2010/02/21 21:36

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