波野井露楠の徒然日記 〜ROCK&BOOK〜

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zoom RSS 「どちらかと言えばチャーリー・パットン&ですが」 サン・ハウス&チャーリー・パットン/伝説のデルタ…

<<   作成日時 : 2012/05/12 11:58   >>

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 昨年度末、毎日のように聴いていたサン・ハウス。結構ヘヴィな毎日で、「サン・ハウスを聴くと気合いは入るのですが、それでも気分はブルーのまま(苦笑)」という日が続いていました(^^;)。

 というか…聴きながら、結構しみじみしちゃったりして(^^;)。

 なんてったって、「説教ブルース」ですからねえ!

 説教ブルース…。
 英語のわからない私でさえ、心にガツンとくるのですから…、リアルタイムで、しかも生で聴いたデルタの人たちは、心に響きまくっちゃったのではないでしょうか(><)!

 自分もよくクラスでお説教をしますが(特に昨年度は、随分しました。苦笑)、サン・ハウスの説教ブルースのようにはなかなかいきません(笑)。
 言葉じゃうまく伝えられなくてもどかしい思いをしたり、押してみたり引いてみたり…そんなことの繰り返し(^^;)。

 でも、そうやって悩む分、幸せや喜びを感じることもたくさんあるんですけどね(^^)。


 なーんて、そんなことを考えながら、昨日は久しぶりにサン・ハウスを引っ張り出してきて聴いていました(^^;)。

 でも、昨日のはサン・ハウス一人の盤ではなくて、かの有名な1930年の「伝説のデルタ・ブルース・セッション」!
 そうです、デルタ・ブルースの創始者チャーリー・パットンを始め、パットンの恋人にしてピアニストでシンガーのルイーズ・ジョンスン、パットンの片腕(後にサン・ハウスの相棒!)ウィリー・ブラウンの演奏も聴ける貴重盤。全16曲。

 その中でも、やっぱりひときわ耳をとらえるのはサン・ハウスの6曲。
 サン・ハウスを世に知らしめた伝説の3曲が、各2パターンずつで、計6曲(^^)。
 ブラック・ママへの思いを力強いギターのリズムに乗せて歌った「My Black Mama」、聖と俗の間で揺れ動く気持ちを歌った究極のゴスペル・ブルース「Preachin’ The Blues」、当時のデルタの宿命であった旱魃(かんばつ)をテーマに神に祈る「Dry Spell Blues」。
 どれも聴き応え申し分なし!
 しかも、それぞれの2パターンは全部歌詞が違うし、演奏そのものもそれぞれ即興演奏的な感じなので、6曲とも全部楽しむことができるのです。
 うーん。すごい迫力。
 特に、はじめは訥々した感じで歌っているのに次第に勢いが増してくる「Preachin’ The Blues」の迫力は、本当に半端じゃありません!

 瑞々しいまでの若くて艶やかな歌声と見事なピアノを聴かせてくれるルイーズ・ジョンスンの演奏(演奏中に入るチャーリー・パットンらの合いの手やからかいの声が微笑ましいです)も、ギターの腕前はチャーリー・パットン以上だったと言われるウィリー・ブラウンの演奏(「フューチャー・ブルース」の音階が下がっていく独特のギターがカッコいいです!)も、4人のリーダー、チャーリー・パットンの貫禄の演奏(ハウリン・ウルフも憧れたというだみ声と、さすがと言うしかない演奏にしびれます)も、どれも最高!


 チャーリー・パットンとその仲間達(そう考えると、アルバムの名義も、「サン・ハウス&」ではなく「チャーリー・パットン&」が正しい気もしますが。笑)のリアルな演奏が楽しめる1枚。

 デルタ・ブルースを語る上では、どうしても外せない1枚でしょう。

 本当にその場に自分がいたら恐ろしい目に遭いそうですが(^^;)、4人が演奏していた当時の酒場を覗いてみたい…そんな気持ちにさせられるアルバムです。


 

Preachin’ The Blues(Part1)(サン・ハウス)


Moon Going Down(チャーリー・パットン)


All Night Long Blues(ルイーズ・ジョンスン)


Future Blues(ウィリー・ブラウン)



<BLUES>
サン・ハウス&チャーリー・パットン/伝説のデルタ・ブルース・セッション1930 (1990)
1. All Night Long Blues(ルイーズ・ジョンスン)
2. Long Ways From Home(ルイーズ・ジョンスン)
3. My Black Mama(Part1)(サン・ハウス)
4. My Black Mama(Part2)(サン・ハウス)
5. Preachin’ The Blues(Part1)(サン・ハウス)
6. Preachin’ The Blues(Part2)(サン・ハウス)
7. M&O Blues(ウィリー・ブラウン)
8. Future Blues(ウィリー・ブラウン)
9. On The Wall(ルイーズ・ジョンスン)
10. By The Moon And Stars(ルイーズ・ジョンスン)
11. Dry Spell Blues(Part1)(サン・ハウス)
12. Dry Spell Blues(Part2)(サン・ハウス)
13. Dry Well Blues(チャーリー・パットン)
14. Some Summer Day(Part1)(チャーリー・パットン)
15. Moon Going Down(チャーリー・パットン)
16. Bird Nest Bound(チャーリー・パットン)
画像




伝説のデルタ・ブルース・セッション1930
Pヴァインレコード
サン・ハウス&チャーリー・パットン

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コメント(8件)

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このジャケット、赤でしたっけ?
緑だった様な気がして…。
ボケ始めかいな?

この中で一番師匠格なのが、チャーリーさんですよね。
この一枚の写真しか残ってないけど(本当はもう一枚有るんだけど…)、本当に複雑な表情をしてますよね。

サンの<Dry Spell Blues>は、彼の演奏の中でも出色の曲ですよね。俺は、最初の数節を聞いただけで血がたぎります。俺は「女ひでりのブルース」という詞を作りました。

おぎてつ
オギテツ
2012/05/13 03:54
はのい先生 こんばんふぁ♪
このあたりは 持ってませんが 迫力ありますね!
チャーリーさんの ダミ声はピンカラ兄弟の宮史郎
のような個性の強さがありますね。
こんな凄みのある声で説教される気持ちってど〜なんでしょうね!?
まり
2012/05/13 20:36
おつです!そこ行きましたか!
ロバジョン同様、年齢が行けば行くほど、変わるスルメアルバムですよね!!
渋いっ(`_´)ゞ
リュウ
2012/05/13 21:03
はのいさん、こんばんは!
この辺のブルース知らないなりに、初心者の私が聞いて思ったことは…

サン・ハウスもチャーリー・パットンもギターはシンプルなリフの繰り返しだけど歌に魂がこもってるから真似できないだろうなって感じました。

ルイーズ・ジョンスンさんの弾いてるのは完璧なブギウギピアノですね!
この時代に女性のブギウギピアニストってあんまりいないんじゃないかと思います。
う〜ん、やっぱりかっこいいな〜
megumick
2012/05/15 22:03
オギテツさん!

返事がこんなに遅くなってしまい、すみません(><)。

チャーリー・パットンの写真については、以前たまたまあるブログで、他のミュージシャンの写真と同じ部屋で撮られているという記事を読みました。
なんか、すごく面白い記事でした。

チャーリーの写真は、とっても男前ですね。複雑な表情がまたいいのかも(^^)。

ところで、「女ひでりのブルース」、すごーく聴きたいです(>v<)!!
波野井露楠
2012/06/23 15:39
まりさん!

返事が遅くなってしまい、すみません(><)。

戦前ブルースは、とっても心に響きます。
お薦めです(^^)!!

チャーリーの個性を宮史郎の個性と重ねるなんて、さすがまりさん!(^^)
なんかいなあ…って思っちゃいました(^^)。

本当に説教されたら、縮み上がっちゃいそうですね(笑)。
波野井露楠
2012/06/23 15:44
リュウさん!

返事が遅くなってしまい、すみません(><)。

やっと復活です(><)。

まさに、するめアルバム。
聴けば聴くほど味を感じますね!!

自分で演奏できたら、さらにいいのですが(><)。
波野井露楠
2012/06/23 15:46
megumickさん!

心配かけました(@@;)。
返事遅くなりすみません(汗)。

仰る通り、魂のブルースですよね!
ほんと…真似できる代物ではありません。

ルイーズ・ジョンスン!
気に入ってくれると思いました(^^)。
かなり、いいでしょ(^^)?
波野井露楠
2012/06/23 15:56

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