「このジャケのせいで…(笑)」 THE ROLLING STONES/UNDERCOVER

 新選組による池田屋事件のせいで明治維新が2年遅れた…と言われることがあります。
 私の場合、「アンダーカヴァー」のこのジャケットのせいでストーンズを聴き始めるのが1年遅れました(笑)。
 サイモン&ガーファンクルで洋楽に目覚め、ビートルズを聴き漁った中学時代。その流れでごく自然に私もストーンズに興味を持ち、すぐにストーンズにはまってしまう…はずだったのですが、実際は違いました(苦笑)。

 その原因がこのジャケです(笑)。
 ある日、電車に乗って隣の市にあるレコード屋に行った中学生の私。小遣いを貯めて、毎月1枚のペースでビートルズのアルバムを買っていたのです。でも、その日は「そろそろローリング・ストーンズも1枚買ってみようかな」とストーンズの棚にレッツ・ゴー。
 しかし!そこで、私の目に飛び込んできたのがこの「アンダーカヴァー」のジャケット!
 当時、おそらく発売されたばかりだったのでしょう。このLPがストーンズの棚の一番前面にドーンとディスプレイされていたのです(^^;)。
 超超超純情だった私は、ストーンズの棚に触れることも出来きないばかりか、そちらを直視することもできずに、ストーンズの棚の前を素通りしたのでした(^^;)。うーん、ウブすぎる(大笑)。
 あまりの衝撃に、その後もストーンズの棚には近づけない日々が続き、ストーンズのアルバムを自分の手で触れるようになるまでそれから約1年ほどもかかってしまった…という訳です。

 こんなことがあったので、「アンダー」という言葉の響きには、大人になった今でも、なんだか猥雑で淫靡なイメージを普通の人以上に持ってしまう私です(笑)。


 で、まあそんなこともあったのですが、なんだかんだと言いながらも結局ストーンズにはまっていく私で…(笑)、ただ…このアルバムはと言うと…初めのうちは、正直「??」という感想を持っていました。
 それは、1曲目の「Undercover of the Night」のR&Rと言うにはあまりにもダンサブルな演奏にどうしても馴染めなかったから。
 若い頃の私は、どうしてもメロディー重視で、リズムを楽しむという聴き方が出来なかったのです。
 しかし、ドラムやベースが生み出すグルーブ感やリズムのタイトさなどを楽しみながら曲を聴けるようになった今では、この「Undercover of the Night」も、素直に「カッコいいなあ」と思いながら聴くことができます(^^)。今でも、「他の曲と比べるとなんかアルバムの中で浮いてる気がするなあ」と思うこともありますが、それでも、やはりこの曲はこの曲で「とてもHIPでクールなストーンズ・サウンドなんだ」と言えると思います。
 今では、大好きなアルバムです。

 だって、「Undercover of the Night」以外の曲もカッコいいですものね!
 特に好きなのが、2曲目の「She Was Hot」と、アルバムの後半の7曲目からラストまでの「Too Tough」「All the Way Down」「It Must Be Hell」という流れ!「待ってました!これぞストーンズ」と言いたくなるストレートなR&Rが気持ちよすぎます(^^)。
 それから、キースの歌う4曲目の「Wanna Hold You」もいいし、5曲目の「Feel on Baby」と6曲目の「Too Much Blood」のファンキーなサウンドも、リズムを楽しめるようになった今となっては、もちろんお気に入りです!


 いやいや…子どもの頃はまだカッコよさが分からなかったこのアルバムですが、今聴くと本当にカッコいいアルバムです。

 ところで、このところ毎日毎日この「アンダーカヴァー」ばかり聴いていた私なのですが、先日この記事を書き始めたものの、あまりの忙しさに一時中断。で、その時、ふっと「こんな風に過ぎて行くのなら」のまりさんの記事を読みに遊びに行ったら、そこで紹介されていたのが、この「アンダーカヴァー」!「同じ時に同じアルバムを聴いていたんだ~」と思わずうれしくなってしまった私でした(^^)。
 一時中断にならず、その時一緒に記事をアップできていたら、さらにドラマチックだったのですが…(^^;)。

試聴はこちら

<ROCK>
THE ROLLING STONES/UNDERCOVER (1983)
1. Undercover of the Night
2. She Was Hot
3. Tie You Up (The Pain of Love)
4. Wanna Hold You
5. Feel on Baby
6. Too Much Blood
7. Pretty Beat Up
8. Too Tough
9. All the Way Down
10. It Must Be Hell
画像

この記事へのコメント

2008年03月20日 16:44
同時期に聴いていたとは驚き&嬉しさで一杯です!!
このアルバムのジャケでストーンズを聴くのが遅れるのは正常だと思います。私は「山羊アタマ」から入りました。わざとチープなサウンドにしてるなんて、やはり彼らは大人ですね。
2008年03月20日 16:54
まりさん!
早速のコメント、ありがとうございます!!
本当に嬉しい偶然でした(^^)!って、
あれれ??
私も、自分で初めて買ったアルバムは「山羊の頭のスープ」なんですよ(^^)!!
これまた嬉しい偶然ですね(>v<)!
正直社長
2008年03月20日 17:58
サイモン&ガーファンクル・・・悲しい思い出が・・・wこの話はまた今度!
2008年03月20日 20:28
こんばんわ。
コレ、我が家では、デジタル化できてなくて、久しく聴いてません。アナログが押入れの奥にあると思うのですが、アナログを再生する装置がなくて。。。
20年以上前の記憶によると、It Must Be Hellが、Main Streetのラスト、Soul Survivorにそっくりだったような。
2008年03月20日 20:51
ジャケットアートの与える影響は
こんなところにもあるんですね。
音楽の反映といえばそれまでですけど・・・

私の初めて買ったストーンズは
LET IT BLEEDでした。

買うときに抵抗感を感じたのは
TRAPEZEのRUNNNINGというアルバムでした。
JIMI HENDRIXのELECTRIC LADY LANDの
ヌードジャケもインパクト大でしたけど。
いやらしさは感じませんでした。
2008年03月21日 00:34
確かに中学生には簡単に手に取れないジャケットですね。
目の端で意識しつつも、頬を染めながら通り過ぎる波野井少年の姿がありありと浮かんできて笑ってしまいました。
Undercover of the Nightはノリがよくて好きです。
tapara
2008年03月22日 00:22
stonesを聴き始めて早40年。
しかし彼らの本質はまだわからない。
あきっぽい自分の性格から深掘りをしないからであろう。

はじめて買った奴らのアルバムは「べと指」。
チャックを開けたり閉めたりして楽しみました。
(自分のはYKKでした)
lizard
2008年03月23日 07:55
当時、私も中学生でした。股間のシールの下が気になって仕方がなかったですね(笑)
この時代はMTVが全盛だったので、シングルカットされた各曲のPVも印象に残ってます。
2008年03月23日 17:21
正直社長さん!
こんにちは(^^)。
サイモン&ガーファンクルに悲しい思い出!?
いったいどんな思い出が(^^;)??
今度詳しーく聞かせてくださいね(^^)!!
2008年03月23日 19:30
Substituteさん!
こんにちは(^^)。
このジャケのアナログが押し入れに眠っているのですか!?(^^;)
いやあ、CDに比べたら迫力の大画面ですねえ(笑)。
私も、何年か前までアナログが聴けない状態だったのですが、親戚から古いレコードプレーヤーをもらい、それ以降はLPも楽しめるようになりました。ただし音は悪いですが(^^;)。
ところで、「It Must Be Hell」と「Soul Survivor」は仰るとおりギターがそっくりですよね(^^;)。あまりのそっくりさ加減に笑みがもれてしまいます(笑)。
それにしてもSubstituteさん!つっこみがナイスすぎます(>v<)!!
2008年03月23日 19:45
canguruさん!
こんばんは(^^)。
TRAPEZEの「RUNNNING」!!検索してジャケを見てきました!!うぉーー(^^;)。って感じですね。
中学生の私だったら、絶対にレコード店で堂々と見ることは出来なかったでしょう(^^;)。
結構こういうジャケはありますね(汗)。
ちなみに、ジミヘンは私も大丈夫でした。実際に手にしたときはもう大人だったからでしょうけど(笑)。
ところで、トラピーズというバンドはハードロックバンドですか?勉強不足で初めて知りました(^^;)。
2008年03月23日 23:09
波野井さん、こんばんは♪
私の場合、多少の躊躇はありましたが即購入でした。笑
ストーンズのアートワークは変なのが多いですよね。
前作「タトゥー・ユー」に比べて話題にならなかったと記憶していますが、カッコいい曲が揃っていると思います♪
2008年03月24日 07:13
lemonedさん!
おはようございます(^^)。
当時、「わ!なんでこんなジャケットなんだ!?やばい、やばい!はやく立ち去らないと!」って思ってました(笑)。
「Undercover of the Night」のノリは、大きくなってやっと好きになれました(^^;)。
2008年03月24日 07:19
taparaさん!
おはようございます(^^)。
>stonesを聴き始めて早40年。
おお!大先輩でいらっしゃったのですね!!
私ももちろん、ストーンズの本質とかそういうことはわかりません。ただ聴いていて気持ちいい、カッコいい、それだけを感じて今日に至っています(^^;)。
私はとにもかくにも、カッコいい音楽が大好きです。これからもいろいろなカッコいい音楽を求め続けていきたいと思っています。
また、いろいろと教えてください!よろしくお願いします(^^)。
2008年03月25日 07:59
lizardさん!
おはようございます(^^)。
lizardさんも中学生でしたか(^^)。私と同年代でしたものね(^^)/。
MTV!
凝ったPVがたくさんオン・エアされ初めて、聴くだけでなく、音楽を見て楽しめるようになり、すごく感激しましたっけ…(しみじみ)。懐かしいです(^^)!

2008年03月25日 08:05
たくさん!
おはようございます(^^)。
たくさんは、即購入だったんですか(^^)?
大人ですねえ(>v<)!
カッコいいです(^^)。
ストーンズの変なジャケと言えば、「ライヴ・リックス」のアニメ系女の子のイラストには、別の意味で買うのが恥ずかしかったです(苦笑)。

この記事へのトラックバック

  • ローリング・ストーンズ 5

    Excerpt: NO.00456 ローリング・ストーンズのオリジナル・アルバム『アンダーカヴァー』(1983年) 「夏休みしゅ~りょ~!」(涙) 振り返ってみると音楽(=.. Weblog: まい・ふぇいばりっと・あるばむ racked: 2010-12-09 14:24