「いたち野郎…ってかわいい(笑)」 フランク・ザッパ&マザーズ・オブ・インベンション/いたち野郎

 おはようございます。
 徹夜明けの波野井です(^^)。昨日の夜から朝まで、テストの採点をしていました。この「いたち野郎」(マザーズとしては最後のアルバムで、バンド初期のライヴとスタジオの両方の演奏を楽しむことができます!ちなみに、ライヴは、1・3・5・10・11曲目)を聴きながら(^^;)!(前回の記事からの「野郎」つながり?笑)

 いやいや…。
 このフリージャズと言いますか…前衛ロックと言いますか…変態ロックと言いますか(笑)…はっきり言うと、フランク・ザッパは、採点のBGMにはあまり適していませんでした(笑)。
 しかし、何時間も聴き続けていると、ローウェル・ジョージも参加している1曲目の超前衛的な「ディジュ・ゲット・エニイ・オンヤ」に始まり、途中「セクシュアリィ・ガスマスク序曲」で聴けるような叫び声を経て、ラストのノイズの洪水のような「いたち野郎」に至るまでの全曲が、なんとなく心地よくなってくるから不思議です(笑)。

 難解と言えばいかにも難解…これぞロックだと言えばまさにロック!
 フランク・ザッパ&マザーズ・オブ・インベンションの演奏は、そんな感じの音楽です(汗)。(ほとんどの曲で前面に出てきているブラス・セクションや、一部の演劇的な曲などのために、人によっていろいろな感じ方になるのだと思います。)

 そんな中、私のお気に入りは、2曲目の「心から」と8曲目の「ギターでおふくろを殺してやりてえ(担当者が、過激な表現と判断したのか、現在は「マイ・ギター」という邦題になっているようですね。原題は「My Guitar Wants to Kill Your Mama」です)の2曲です。
 「心から」は、リトル・リチャードの曲で、シュガー・ケイン・ハリスのボーカルとフィドル(エレクトリック・バイオリン)が滅茶苦茶カッコいい曲。(←言うなれば、バイオリン・ブルースとでも言いましょうか(笑)?バイオリンでギターのようにブルースを弾きまくっています!)
 それから、「ギターでおふくろを…」は、大御所ザッパ様自らがボーカルを執る、このアルバムの中ではストレートで分かりやすいロックの王道といった感じの曲。
 …どうやら、私は、インストゥルメンタルのフリージャズや前衛ロックより、ボーカルの入ったシンプルな曲の方が好みのようです(笑)。(同じ前衛的でも、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドとはまた違う路線だし(^^;)。)


 ところで、この「いたち野郎」っていう邦題、なんだかかわいくないですか(笑)。
 原題が「Weasels Ripped My Flesh」、日本語にすると「いたちが私の肉を引き裂いた」なのに、「いたち野郎」ってなると途端にかわいいイメージになるから不思議です(笑)。ネオン・パーク(1曲目でギターを弾いているローウェル・ジョージが後に結成するリトル・フィートのアルバムのイラストでも有名)の描いたアルバム・ジャケットだって、よく見ると生々しいのに、「いたち野郎」かと思うと妙にかわいく見えてしまいます(笑)。

 それから、「いたち野郎」と言って思い出すのが、ブログ「4番、サード、いたち野郎。」の管理人のいたち野郎さん(^^)。私なんか、なかなかザッパの音楽としっかり向き合わないまま、年ばかりくってしまいましたが、「いたち野郎さんは若いのにすごいなあ」と、このアルバムを聴いたり、アルバムジャケットを見たりする度に思ってしまいます(^^)。

 あまりに膨大なザッパ様のアルバムの数々。私のような、本作と「フリーク・アウト」しか持っていない素人が聴くには、どの辺りから責めたらいいのでしょうかねえ(^^;)。どなたか、よきアドバイスを!…ちなみに、「いたち野郎」と「フリーク・アウト」の2枚は、とても気に入っている私です(^^;)。

「心から」 スライド・ショー

「ギターでおふくろを殺してやりてえ」スライド・ショー

フランク・ザッパのインタビュー(「いただき!」「オレンジ・カウンティ・ランバー・トラック」)

試聴はこちら

<ROCK>
フランク・ザッパ&マザーズ・オブ・インベンション/いたち野郎 (1970)
1. ディジュ・ゲット・エニイ・オンヤ
2. 心から
3. セクシュアリィ・ガスマスク序曲
4. 森のひきがえる
5. いただき!
6. エリック・ドルフィー・メモリアル・バーベキュー
7. ドゥウォーフ・ネビュラ・ミュージック
8. ギターでおふくろを殺してやりてえ
9. オウ・ノー
10. オレンジ・カウンティ・ランバー・トラック
11. いたち野郎
画像

この記事へのコメント

2008年07月06日 20:33
こんばんは♪
実は私も、ザッパは1stと「いたち野郎」しか知りません(^^;)
もっとも私の場合少し聴いただけで、それっきり。
波野井さんのように素敵なレビューは書けませんが...。
ザッパ関連で言えば、親友(?)キャプテン・ビーフハートの「トラウト・マスク・レプリカ」も良いですよ♪
あっ、聴いてました?
Lily
2008年07月07日 20:16
フランク・ザッパいいですね~♪
愉快で楽しい!思わず笑っちゃう!
私もたったの5枚しか持っていませんけどね。
‘Peaches En Regalia’は聴きましたか?
どのアルバムを聴いても無駄なしだと思いますが、変わったところで‘Shut Up 'N Play Yer Guiter’などはいかがでしょう?
ギターソロのみのアルバムですが、ザッパがただの変人ではないことがわかります。
2008年07月09日 01:00
TBありがとうございました。そしてなんと当ブログのご紹介まで!?もうこれで訪問者数右肩上がりは間違いなしです(笑) 本当に光栄です。

「いたち野郎」を名乗りながら実はザッパをあまり聴いていない僕ですが(爆) こちらでも一度ご紹介したCruising with Ruben & the Jetsという68年のアルバムは、50年代のドゥー・ワップやソウルを取り入れた曲ばかりなので、波野井さんの好みではないかな…と思います。僕の中でもザッパのベスト5に入れたいアルバムです。
2008年07月11日 06:56
ザッパ初心者の私です。先日「フリーク・・」を買ったばかり。何だか奥が深すぎて難しいような・・・

自然体で聴き流すのが一番なのかも?
2008年07月23日 19:19
たくさん!
こんばんは!
返事がこんなに遅くなってしまいごめんなさい!!
キャプテン・ビーフハート…あんなに有名なのに、実は聴いたことがないのです(^^;)。
でも、たくさんのおかげでスイッチが入りました!!ありがとうございます(^^)!
この夏の間に
絶対にゲットしたいと思います(>v<)!
2008年07月23日 19:22
Lilyさん!
こんばんは!
返事がこんなに遅くなってしまいごめんなさい!!
「Peaches En Regalia」と「Shut Up 'N Play Yer Guiter」ですね!!
了解しました(^^)!
Lilyさんからのザッパへの愛を感じるコメント!しかと私の胸に受けとめました(^^)!
絶対、聴いてみますね(^^)!
2008年07月23日 20:19
いたち野郎さん!
こんばんは!
返事がこんなに遅くなってしまいごめんなさい!!
いたち野郎さんからは、「Cruising with Ruben & the Jets」ですね(^^)!!
ありがとうございます。
こちらも、非常に興味深い盤ですね!!
絶対ゲットします(^^)!!
みなさんから情報をいただくことができ、とっても幸せです(^^)!!
2008年07月23日 20:25
ぷくちゃんさん!
こんばんは!
返事がこんなに遅くなってしまいごめんなさい!!
私も初心者なので、ぷくちゃんさんのお気持ちがとーってもよく分かります(^^)。
確かに、自然体で聴くのが一番ですね(^^)!!!
なーんて…ぷくちゃんさんには足下にも及ばない私が、偉そうなこと言ってゴメンナサイ(^^;)。
2011年01月28日 18:51
やっぱり、HOT RATSでしょう!とにかく格好良い!ABBEYROADを抜いたクリムゾンキングの宮殿。それを引きずり降ろしたのがHOT RATSです。いたち野郎よりも数段聞きやすいですよ。
2011年02月03日 22:27
crescent1966さん!
初めまして!
アドバイス、ありがとうございます。
「ホット・ラッツ」ですね!
今度、絶対にチェックしてみます。

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