毎日毎日、何かしらの締め切りに追われアップアップの波野井です(@@;)。そうこうしているうちに、季節も少しは涼しくなってまいりました(^^;)。 「サマータイム・ブルース」企画、終了まであと一息でございます(苦笑)。まだ続くのかと、そんなことは仰らずに、もうしばらくお付き合いください(笑)。 さて、今回の「サマータイム・ブルース」は、我等がアイドル、マーク・ボラン様率いるT.レックスでございます(^^)! いやあ、ギターもそこそこ、ボーカルもそこそこなのに(!?失礼。笑)、何を演奏しても一発でマーク・ボランその人とわかるギター&ボーカル!見事としか言いようがありません!! もともとはエディ・コクランのオリジナル・バージョンのカバー。しかし、演奏は、曲が進むにつれて、どんどんボラン・ワールドの深みへとはまっていきます(^^;)。私のような根っからのT.レックスファンにはたまらない演奏です(>v<)!…ミッキー・フィンのコンガ乱れ打ち攻撃に、マーク・ボランの怪しいビブラート唱法&リラックスしたアコースティック・ギターに完全ノック・アウトです(^^;)! それから、このアルバムは、あの「電気の武者」とあの「ザ・スライダー」の間にリリースされた、一風変わったベスト盤(と言うか編集盤?)なのですが、通常のベスト盤とは全く違った曲のチョイスがマニア心をくすぐります(笑)! 当然の1曲目「ゲット・イット・オン」は誰もが納得するところとしても、その後に続くのが「ベルテーン・ウォーク」「キング・オブ・ザ・マウンテン・コメス」「ジュウェル」等々ですからねえ(^^;)。ティラノザウルス・レックス時代の曲あり、当時のオリジナル・アルバム未収録のシングルのA面の曲&B面の曲あり!その怪しく不気味でカッコいい選曲は素晴らしいの一言です(^^;)。 ところで、このアルバムに関しては、個人的にちょっとした思い出が…(苦笑)。 私は、大学生の頃、腎臓の検査で入院したことがあるのですが、その時、病室に持ち込んでウォークマンで聴いていたのがこのアルバムでした。検査当日の夜、背中から針を刺して腎臓の細胞を採取し終わった後、数時間で麻酔が切れてしまい、あまりの痛みに私は吐き気をもよおし、睡眠薬を飲んでも眠れないという状況に陥りました。しかも、止血のために背中に当ててテーピングで固定した木の板があだとなり床ずれまで起こす始末!さらには、次の日の朝、テーピングを剥がすとき、乱暴に剥がされたために皮膚ごと剥がれてしまい痛みは倍増!その上、腎臓からの出血を防ぐためという理由で、寝返りさえ24時間禁止された絶対安静状態! 泣きたい気持ちをなんとかしようと、私は神様にすがるような思いでウォークマンのスイッチをオン!この「ボラン・ブギー」を再生させました。 しかし!なんと言うことか!そのうねりまくる怪しすぎるリズムと、呪術的とも言える独特なマーク・ボランのボーカルを、体と心が拒否(^^;)!さらに吐き気をもよおすという最悪の事態を招いてしまったのでした(^^;)。 その時、私が「ああ、これがトラウマとなって、これからはこのアルバムは聴けなくなるかもしれない…」と悲しんだことは言うまでもありません(^^;)。 しかし!! なんと!!私のそんな心配は、まったくの取り越し苦労だったのです! 退院後、恐る恐るこのアルバムを聴いてみたところ、拒否反応を起こすどころか、体がウキウキしてくる始末(笑)!さらには、聴けば聴くほど、その魅力に取り憑かれていったのです(^^;)。 恐るべしマーク・ボラン様! 彼の生み出すサウンドは、まさに麻薬です(^^;)!! 一度癖になったら、もう抜け出ることは出来ないのです。腎臓の検査の際のつらい思い出さえも「トラウマになんかさせないぜ!」と言わんばかりのボラン節!! 私はこれからも、ずっと死ぬまでマーク・ボラン様の信者であり続けることでしょう(笑)。ちなみに、拙ブログのURLにも入っているのです。「trex」の文字が(^^;)!!(みなさん、お気づきでしたか?笑) T・レックスの「サマータイム・ブルース」1971年ライブ映像!コンガ・バージョン(^^)!! T・レックスの「サマータイム・ブルース」1972年ライブ映像!エレキ・バージョン(>v<)!! <ROCK> T.レックス/ボラン・ブギー (1972) 1. ゲット・イット・オン 2. ベルテーン・ウォーク 3. キング・オブ・ザ・マウンテン・コメス 4. ジュウェル 5. ユニコーン 6. ダブ 7. ウッドランド・ロック 8. ライド・ア・ホワイト・スワン 9. ロウ・ランプ 10. ジープスター 11. フィスト・ハート 12. マジカル・ムーン 13. サマータイム・ブルース 14. ホット・ラヴ |
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T.Rex - The Slider
ロックの名盤を語るモノの本には必ずと言って出てくるアルバムがいくつもある。時代は全く進歩してないんかい、とツッコミを入れたくなる&... ...続きを見る |
ロック好きの行き着く先は… 2008/09/21 15:15 |
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こんな夜中に笑わせて頂きました。(すみません、人の不幸を・・・) |
lemoned 2008/09/10 02:57 |
このベストは私もかなり気に入ってます。 |
lizard URL 2008/09/10 14:55 |
私も20歳の時、肝機能障害で胃痙攣を起こしたことを思い出しました。 |
まり 2008/09/12 20:28 |
lemonedさん。 |
波野井露楠 2008/09/14 12:08 |
lizardさん。 |
波野井露楠 2008/09/14 12:12 |
まりさん。 |
波野井露楠 2008/09/14 12:15 |
波野井さん、こんにちは! |
たく 2008/09/21 10:33 |
トラウマにならずに惚れることができたってのは凄いっすねぇ〜。この軽さとグルーヴは唯一無二。うん、マーク・ボランのノリでサマータイムブルース、ちと違うもん。 |
フレ URL 2008/09/21 15:15 |
たくさん。 |
波野井露楠 2008/09/23 22:32 |
フレさん。 |
波野井露楠 2008/09/23 22:35 |
こんばんは。 |
たく 2008/09/25 04:29 |
たくさん。 |
波野井露楠 2008/09/27 07:17 |
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