「NHKに騙されるな!」 筒井康隆/七瀬ふたたび

 筒井康隆の『七瀬ふたたび』を読み終わった。
 そして、とっても嫌な気持ちになっている。怒りが湧いてきていると言った方がよいか?いや、そこまで言ったら言い過ぎか(苦笑)?
 とにかく、疲れてしまった。
 「うーん」と考えさせられ、徐々に「そりゃあ、ないよ」と頭と心がカッカとしてきて、何だか本当に熱が出てきてしまったような気さえしている。

 まあ、これは、私の勝手な感想なので、「甘っちょろいなあ」とか「分かってないなあ」などと思ってくださって結構だが、この『七瀬ふたたび』は私の好き嫌いから言うと「嫌い」なパターンの話であった。

 その理由は単純明快。一言で言えば、ハッピーエンドではないということである(苦笑)。
 しかも、最悪の終わり方である。


(ここからは、ネタバレになりますから、読みたくない方は読まないでくださいね。)


 「NHKで『七瀬ふたたび』」というドラマが始まる。当時少年少女だった今40代の者にとっては、とっても懐かしいドラマである!乞うご期待!」というような情報を得た私は、(まだギリギリ30代だが。笑)そのドラマに興味を覚え(子どもの頃、そのドラマを見た記憶がなかったので)、まず原作を読もうと思い立ち、近所の本屋で文庫版を購入した。
 しかし、数ページ読み始めて「?」と思った。
 なんの説明もなく、当然のように主人公の七瀬が「テレパシーで相手の心を読める超能力者・テレパス」であることを前提に話が進んでおり、「七瀬が以前お手伝いさんをしながら暮らしていた」ということも唐突に話の中に挿入されてくるのである。
 それで、ちょっと調べて見たところ、この『七瀬ふたたび』はシリーズの2作目であって、実は『家族八景』という1作目があるというのだ。
 そこで、一度『七瀬ふたたび』を読むのを中断し、『家族八景』を読んでから、再度『七瀬ふたたび』を読んでみた。

 そして、読んでみて、とてもとても驚いた(^^;)!
 『家族八景』は、「七瀬が、自分がテレパスであることが世間にばれて魔女狩りのような状況に陥ることを恐れ、自分の正体を隠すために、住むところを転々と替えられる“お手伝いさん”をしている」という設定の小説であり、その内容は少女版「家政婦は見た」にちょっとした(かなり?)サイコ・サスペンス的な味付けをしたというものであった。

 しかし!
 『七瀬ふたたび』になると、話は急展開しており、「七瀬が、旅先や働き場所など様々なところで自分以外の超能力者と出会い、仲間を増やして行くのだが、途中から超能力者を抹殺しようとする組織に狙われて、逃げまわる」というストーリーになってしまっていたのだ!
 文庫本の裏表紙には、「(前略)その後、次々と異なる超能力の持主とめぐり会った七瀬は、彼らと共に、超能力者を抹殺しようとたくらむ暗黒組織と、血みどろの死闘を展開する」とあるが、そんな勇ましくカッコのいい話ではない!
 この物語の中の超能力者たちは、その暗黒組織(物語の中では、その組織が何なのかが述べられておらず、超能力者抹殺の目的の真の理由もはっきりとは示されていない。読んでいればはっきりするのだろうなどと思いながら読んでいるうちに、何もはっきりとしないまま物語は終わってしまう。苦笑)に、ほとんど対抗できずに(途中、一矢だけ報いることができるのだが)皆殺しにあってしまうのである。

 美しい容貌と芯のしっかりした心の持ち主の精神感応能力者(テレパス)七瀬。七瀬に救われた、七瀬と同じくテレパシーの持ち主である4歳(七瀬と出会った時は3歳)のかわいい男の子ノリオ。七瀬に好意を寄せつつ素直になれない好人物の予知能力者・恒夫。七瀬を自分の「主」として念動力(テレキネシス)を発揮する、見た目は屈強だが心は優しい黒人のヘンリー。七瀬と同様に超能力者の孤独を感じながら生きていた悩める時間旅行者(タイム・トラベラー)藤子。それから、超能力者ではないが、自由奔放で精神構造が理解不能なようで実は自分が女性であることに誇りを持って生きている温かみのあるヘニーデ姫こと瑠璃。
 それぞれが、本当に魅力的なキャラクターの登場人物たちが、「超能力者は人間の敵」と決めつけた身勝手な組織に命を狙われ、次々に死んでいくのである。ほとんどの人物は、自分がなぜ殺されなくてはならないのかも分からないまま。
 しかも、その暗黒組織は、少しの痛手を受けることもないのである(一人だけ、ヘンリーの念動力によって殺されるが)。
 何という理不尽か!何という不条理か!
 読み進めていくうちに、「ああ。作者は、このまま一人ずつ超能力者を殺していくのだな!意味もなく!」というように先が読めてきて、どんどん気持ちが重くなっていった。
 しかも!「せめて、このかわいらしい、なんの罪もない(本当は、どの超能力者にも罪なんてものは一つもないのだが)4歳のノリオだけは生かしてやってくれ!」という最後の望みも打ち砕かれるのだ(××;)。
 主人公の七瀬も殺されてしまうし…。

 筒井康隆は、この小説で、いったい読者に何を訴えたかったのだろう?何を伝えたかったのだろう?無意味に悲劇的に展開していくストーリーに対して、読者がどう反応するのかということを楽しみたかったのだろうか?

 また、文庫本の解説を書いている平岡正明という人は、「この物語が低俗なSFブームに溺れそうになったから、作者自身が自分の手で、大きくなりすぎた七瀬という主人公を殺すことで完結させた」という意味のことを言い、筒井康隆がそうしたことを大絶賛しているが、私は、その大絶賛ぶりに反感を覚えた。七瀬の物語を「家政婦は見た」から「幻魔大戦」の小規模バージョンのようなSFものにしたのは、誰でもない筒井康隆だし、一度書き始めたなら、こんな尻切れトンボのような終わらせ方ではなく、作家として最後まで責任をとった書き方をしてほしかった。(この七瀬シリーズは、第3作目もあるのだが、一度死んでしまった七瀬の物語が、『七瀬ふたたび』でのモヤモヤ感を払拭してくれるような設定になっているのかは、未読なので分からない。きっと、また2作目なんか最初からなかったように、物語がスタートしているのではないだろうか?想像です。すみません…。)

 もちろん、ハッピーエンドでない小説でも好きな小説はある。
 しかし、この物語は、あくまでも個人的にであるが、納得のいかないことだらけで、読後の後味が本当に悪かった…(TT;)。これがシュールとかいうのなら、私はシュールのよさが分からない人間なのかも知れない。


 …なーんて、散々書いてきた私であるが、数日したら第3作目が気になって、七瀬シリーズ第3弾『エディプスの恋人』を買っているような気もする(@@;)。弱すぎる(大汗)。


 ところで!
 最後にNHKに一言!!
 話の細かいところを原作とは大幅に変えてドラマを作っているみたいだけど、この原作は、『家族八景』を含めてドロドロしすぎているし、滅茶苦茶淫靡な表現も出てくるし、もともと青少年向けではないはずだぞ!!
 ドラマに興味を持って、小中学生が原作を読んだらどうする気だ??
 もちろん読書は個人の自由だけれど、ちょっと無責任すぎやしないか?NHK!「NHK少年ドラマシリーズ」だの「NHKドラマ8」だのって、まったく聞いてあきれるぜ!!


 ふう。
 いつになく興奮してしまったけど、ちょっとだけすっきりしました(苦笑)。
 勝手な感想、すみませんでした。いろいろ反論もあるかと思いますが、どうぞご容赦ください(^^;)。


<BOOK>
筒井康隆 『七瀬ふたたび』 新潮文庫(1978)
※初出は、1975年新潮社より。

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この記事へのコメント

2008年10月13日 00:47
こんばんは!
私も昔、筒井康隆を熱心に読んだくちですが、当時はおませな高校生は大体読んでいましたね。
確かに、彼の作品は刺激的な表現が多く、少年少女向けの作家ではないと思います
ただ、本が苦手な私でも楽しく読めたのは、筒井康隆ぐらいだったと記憶しています

2008年10月13日 07:54
たくさん。
おはようございます!
早速のコメント、ありがとうございます!!
さて、筒井康隆ですが、基本的には私も大好きです。今までも他の作品をたくさん読みました(^^)。
ただ、これは無意味に人が殺されすぎかな…と。
だって、作品の中では善のはずの超能力者たちが殺される意味や目的が読んでいて伝わってこないんですから(^^;)。『バトル・ロワイヤル』の方が残虐だけど、そっちの方がまだいろいろな点ではっきりしていると思います。まあ、でも…いたいけなノリオまで簡単に、本当に簡単に殺されてしまう部分が特に納得いってないのかもしれません(苦笑)。

…続く(笑)。
2008年10月13日 07:56
…続き(笑)。

(たくさん、返事が長くなってすみません。苦笑)
それから、NHKのせいで、まったく淫靡さや刺激的な部分とは逆のイメージを持たされているのが嫌だな…と。淫靡な文学だってもちろんOKです!しかし、今回は、そんなイメージを隠して、七瀬をそんなイメージとは正反対のキャラクター、ストーリーにして、少年向けにドラマを作っているNHKに腹が立ちました。
初めから、または偶然に刺激的な作品に触れるならまだしも、NHKのドラマを見て作品を好きになって原作を読んだら、きっとびっくりするでしょうね(^^;)。
「超能力美少女、七瀬が帰ってきた!NHKドラマ8 TVドラマ化!10月9日(木)スタート」という文字と共に、主演若手女優の可憐な写真入りの帯を文庫本に付けている新潮社もまた新潮社だと思いますが。
視聴率を取るため、売れるためならなんでもする世の中です。

私の一方的な気持ち、伝わっていただけましたでしょうか(^^;)?
canguru
2008年10月13日 22:04
虚実回答!???

波野井さまのお怒りになるのは
もっともでございます。
私どもとしましては
伝説化(自画自賛になりますが)された
最初のドラマの感動を再びと力を入れております。
娯楽作として楽しんでいただけたらと
切に思っております。
NHK拝(何だ~・ほんとに・こんなもの?の略)



どうしようもない結末。
まるで野坂氏の”火垂の墓”のような
救われない結末による後味の悪さ・・・

実は編集上切り上げがございまして
理不尽なストーリーによる
短縮となってしまいました。
いずれ再構築し
書き直す所存でございます。
あしからずご了承ください。

筒実隠不(つつみかくさず)より


2008年10月14日 02:46
読みました、読みました、このシリーズ。
でもすっかり忘れてしまってます。登場人物は記事を見て思い出したのですが。3-1-2の順番で読んだんだったかな?それから他の筒井康隆の作品を読んで、ハマリました。

子供心には七瀬はスーパーヒロインでしたが、今読むとまた違ってくるのでしょうか?
ぼんぼちぼちぼち
2008年10月15日 20:10
あっしは、筒井作品は他の2、3作を読んだことしかなく
そのドラマも番組宣伝でチラと情報を得ただけなのでやすが
波野井サマの怒りには共感できやす。
あっしも過去に、同じような感情をおぼえたことが何度もありやす。

以前、趣味で「シナリオ講座」を受けたことがあるんでやすが
「原作がある場合、テーマさえ変えなければどう変えてもいい。そして、とにかく一人でも多くの人(万人)が面白いと感ずるであろうものを書きなさい」と指導され
映画以上に文学好きのあっしは
とても悲しい気持ちになったものでやす。

書き手、創り手にはさまざまなしがらみがあるようでやすね。
しかしそれ故、読者、観客は怒りを感ずることも多々ありやす。

資本主義大国日本においては、難しい課題なのでやしょうなぁ・・・
2008年10月16日 21:02
NHK様、筒実隠不様
丁寧な回答ありがとうございます。
双方の見解、しかと承りました(笑)。
2008年10月16日 21:04
canguruさん!
こんばんは(^^)。
いきなりの「NHK拝」には
びっくりしました(^^;)。
素晴らしいセンスに脱帽です(>v<)!
楽しいコメント、ありがとうございました(^^)。
それにしても、洒落が利いている…(^^;)。
2008年10月16日 21:10
lemonedさん!
こんばんは(^^)。
もしかしたら、3-1-2という順番で読んだのが正解だったのかもしれませんね(^^;)!
とにかく、ノリオが不憫で(@@;)。
七瀬の活躍を描きたかったのかと思ったら、途中から唐突に超能力者の苦悩と悲哀の物語になってしまい、読んでいて本気で戸惑ってしまいました(汗)。
2008年10月16日 21:16
ぼんぼちぼちぼちさん!
こんばんは(^^)。
共感、ありがとうございます!!
原作と全然違うドラマや映画って多いですよね…。
登場人物の性別が変わってしまったり、原作には登場しないヒロインが登場したり、ストーリーが全く違っていたり(苦笑)。
それでも、素晴らしいものもありますが、視聴率を取ろうとしてるのが見え見えな場合は、がっかりしてしまいますよね(ため息)。
たかこ
2008年10月26日 16:16
はじめまして。そうですかぁ?やっぱり、人それぞれの受け取りかたって有るんですね。私もまだ10代の時に読みましたが、ラストには涙しましたね。でも私は意味のないラストだとは思えませんでした。でも人間の本質を突いているなって感じました。私も七瀬ではありませんが、人間はまだまだだと思っています。って悲観的すぎますかね(^O^)
2008年10月31日 00:54
たかこさん!
はじめまして(^^)。
これは、私の勝手な感想なので、どうぞお気になさらないでください(^^;)。
私が勝手に物語のイメージを自分の中に、読んでいて知らず知らずのうちに作ってしまったのがいけないかもしれませんね(笑)。
とにかく、4歳のノリオまで殺されたってところが一番引っかかっているのですが、ちょっと短絡的ですね(笑)。ただ、そうやって自分でも分かっているのですが、ストレートな気持ちを止められないのが私なんです…(^^;)。
まだまだ子どもですね、精神年齢が(^^;)。
でも、こうやってたくさんの方が私の感想に反応してくださって、うれしいです!
コメント、本当にありがとうございます(^^)!!
通りすがりのお豆
2008年11月01日 01:08
はじめまして。今回のNHKの「七瀬ふたたび」のリメイクのなんたる甘いこと!イライラしつつも観てはいますが・・・・。
ところで「エディプスの恋人」ですが、ワタシは好きな作品です。確かに「家族八景」「七瀬ふたたび」に直接続く感じではないけれど。敢えて何が続く感じかといえば、『七瀬ふたたび』の最後で七瀬は『人間を生かしている存在』に対して問いかけながら亡くなりますが、その『人間を生かしている存在』が「エディプスの恋人」には物語として登場します。どういうわけかまた読みたいと思うのは「エディプスの恋人」で、理解するのには時間がかかりますが、登場人物の意外な設定に深さを感じますょ。お勧めです。
チュチュ姫
2008年11月03日 22:16
ぎゃああ~懐かしい。これ、私が14歳のとき恋してしまった19歳の男の子が「ちゅーちゃん、コレすきだと思うから」ってくれた本なのよ。多分、コイツが初キスの相手だと思うなあ。

つわけで、内容は憶えてないのですが、キョーレツに思い出に残ってる本です。面白いと思ったのは憶えてるけど。
2008年11月06日 20:53
通りすがりのお豆さん。
はじめまして(^^)。
コメント、ありがとうございます!
『エディプスの恋人』、読みました!
またまた、筒井ワールド全開で、あそこまでいくと、もう何でもあり(^^;)!あまりのことに、思わずニヤリとしてしまいました(^^;)。
「俺がルールブックだ!」ではありませんが、「俺が作者だ!何か文句あるか!?」って感じで、こちらも「いえ、文句はありません」としか言いようがないですね(笑)。
やはり、ノリオが虫けらみたいに殺されたことは感情的に許せないのですが(笑)、この三者(三冊)三様の三部作の、誰にも予想できない展開は見事だと思いました(^^)。
好き嫌いはあっても(私は決して、アンチ筒井康隆ではありません。念のため。笑)、やっぱり天才だなあと思いました(^^;)。
2008年11月06日 20:58
チュチュ姫さん。
こんばんは!
さすが、チュチュ姫さんですね(汗)。
14歳の時に19歳の人と…。
うーん、クールです(>v<)。
ところで、当時読んでた本や聴いていた音楽が、そのままその時の思い出に直つながっていることってよくありますよね!
私の場合は、甘い思い出はあまり多くないのですが(笑)!
通りすがりのお豆ふたたび
2008年11月14日 21:18
お返事ありがとうございます。「エディプスの恋人」は七瀬のおまけの人生の話と言いながら、ものすごい世界に話が展開するところがいい!イヤだイヤだと言いながら、まだNHKの放送を観ています。昔の「七瀬ふたたび」のDVDも持っているので、もう一度そっちも見直したいと思いつつも仕事に忙殺されています。もぅ、突っ込みたくてたまりません!!
さらに、お豆ふたたび
2008年11月14日 21:30
なんかコメント長く書き込めるようになったのですね。ありがたいです。4歳のノリオまで・・という意見、確かにそうですよね。
小さい頃(6つぐらいだったかな?)にオンタイムで「七瀬」のドラマを見て、子供心に強く印象に残りました。中学生で小説を読んで、高校生のときにレンタルビデオでもう一回見て、つい5年ぐらい前にDVDを買ったんです。それぐらい好きなので。
しかしあの「ゾンビ」という団体が、現在の七瀬の方では「超能力開発のNPO」という設定には驚きました。
あ、もういろいろ書きすぎてすみません・・・。
2008年11月15日 18:05
通りすがりのお豆さん!
こんばんは(^^)。
こちらこそ、また遊びに来てくださってありがとうございます(>v<)!!
しかも、「通りすがりのお豆ふたたび」だなんて、気が利いている…と言うか、センス最高です(^^)!
ことろで、
私は、昔のドラマは見たことないんです(^^;)。
だから、…今のドラマはもう見てないのですが。笑…そちらの方は、とても興味があります。
ノリオのことが「子供心に強く印象に残り」ということは、ドラマでもやっぱり
殺されてしまうのですか(TT)!?
NHKも、なかなか
思い切ったことをしますね(^^;)。
話は全然違いますが、仮面ライダーやウルトラマンって、大人は殺されても子どもは殺されないっていうのがあるじゃないですか(^^;)。
でも、平成ライダーと言われるシリーズの第1弾「仮面ライダークウガ」っていうのは(主演:オダギリジョー!)、普通に歩いている小学1年生くらいの女の子がランドセルを背負ったまま怪人に殺されてしまうんです!それもまた、衝撃でした(@@;)。
話が逸れてしまいすみません(^^;)。

続く(^^;)
2008年11月15日 18:06
通りすがりのお豆さん。
コメントが
入り切らなくなってしまいました(^^;)。
すみません。
以下、続きです(^^;)。

でも、お豆さんのコメントを読んでいると、あまり原作に拘らずに見れば、今の七瀬も面白そうですね(笑)。
今度また見てみようかなあって気持ちに少し動いています(笑)。
って、まだ放送中ですよねえ(^^;)?

私も長くなってしまいました(苦笑)。
確か、このブログは、1回に500文字が限界だったような気がします(@@;)。
よろしかったら、これからもたくさん遊びに来てください。
本よりロックの記事が多くて
申し訳ないのですが(^^;)。
調子にのるお豆①
2008年11月15日 22:35
な!・・・昔の「七瀬ふたたび」のドラマを観ていないのです!!
昔の放送は夕方6時からだったのです。そんな時間帯のドラマなのに七瀬はホステスさんだったり、カジノに行ったり・・・今考えたら原作にかなり正直だったと思います。もちろんノリオも殺されてしまいます。でも今思うと、超能力をもった人間という点では大人子供を越えている設定だったのかな・・・だからノリオが殺されてしまうことよりも、そういう宿命をもった能力者が抹殺されることの方がショックに思いました。つづく
調子にのるお豆②
2008年11月15日 22:42
原作の方がどうだったか忘れてしまったけれど、昔のドラマの方は最後のシーンが印象的でした。この時代のNHK少年ドラマは面白かったと思うんです。今では考えられないような設定だったり、描写だったりするけれど、小さい子供でもちゃんとした理解はそのときできてなくても、いつかもう一度観たいと思わせるほどの印象を刻みこまれてます。
もし機会があったら、昔の「七瀬ふたたび」のドラマを観てみてください。今の七瀬なんて比べ物にならないから!
お豆から補足
2008年11月15日 22:43
①の方のコメントの一行目「か?」が抜けてしまいました。興奮してしまったようです。
お訊ねしているように読めなくてすみません。
2008年11月17日 22:17
お豆さん!
こんばんは(^^)!!
またまた、ありがとうございます(>v<)!
じ、実は、昔のドラマは見ていないのです。
見ていないのに、偉そうなこと書いていてすみません(^^;)。
かなり、強烈なドラマだったんですね。
というか、昔のNHKは誠実だったということですかね~(^^;)。
今のドラマは、ヘンリーは日本人みたいだし…(笑)。
まあ、それは置いておいて(笑)、昔の方は、本当によさそうですね。。。DVD、レンタルとかしてるんですかねえ(レンタル屋の会員になっていない私ですが。苦笑)??
是非とも見たい物です!
お豆さん、貴重な情報、ありがとうございます!!!
なつなつ
2011年05月28日 00:21
はじめまして。
あなたのブログがあまりにも私と同じ意見で驚きました(笑)

実は最近ブックオフたまたまでこちらの小説を買って、本日読み終えました。
かなりの読書好きですが、何故か今まで筒井康隆氏の著書を読む機会がなく、今回が初挑戦でした。

最後まで読み終えてブログ主様とまったく同じ気持ちになりました。
バッドエンドが全て悪いとは思いませんがあまりに乱暴過ぎる…皆死ぬ運命にしてももっと丁寧に描いてほしかった。
なんだか一番肝心のラストで一番手抜きされたみたいな…。

でも気になるので三部作全て読んでみようかな、と思ったりもしてます(>_<)
2011年05月29日 20:10
なつなつさん!
はじめまして(^^)。
共感していただき、うれしいです。
なんか読み終わって、滅茶苦茶
もやもやしてしまったのを
また思い出してきました(^^;)。

三部作のラストは、またまた
筒井ワールド全開で
「!?」って感じでした(笑)。
機会があればぜひ
読んでみてください(^^)。
yutaman
2012年02月26日 00:10
はじめまして!僕もこの本読んだんですが、仕事前に最後まで読んだところテンション下がりまくりました↓↓なんか、この本を読んだ同僚と話していたのですが、結局藤子が遡行して、殺される前の全員を助けたのでは…と、勝手に思ってしまったんですよね。七瀬が逃げまどいながら死んだみんなのテレパシーを受けて、一瞬みんながいる『多元的宇宙』を見たのでは…と。だから藤子は死に際小屋に戻り、七瀬に戻らないように伝えたのではって思ったんです。そこいればタイム・トラベルで助けられるじゃないですか。でも七瀬はその場に留まらなかったわけで、結果的に遡れず、七瀬が死ぬという新たな『多元的宇宙』が描かれたのでは?って思ったんです。随分前のブログにコメントしてすみません。4歳児を銃殺する残虐な描写が許せず、つい分かち合いたくなってしまったんです。『ぼく殺されちゃったよ』っていうノリオの苦しみで、とても胸が痛いです。。
2012年03月03日 07:13
yutamanさん!
はじめまして。
コメントありがとうございます!!
共感してくださりうれしいです。
ホントに、何でノリオまで(><)!??
って思ってしまいます。。。

しかし!
深く読み込んでいらっしゃいますね。
思わず感心させられてしまいました!

今なら少しは違った感覚で読めるかなあ…
と、あんなに後味が悪かったのに
少し再読してみたい気持ちが
起きてきました(^^;)。

平凡人
2012年03月27日 19:06
この作品を忠実にテレビ化するとなると当然R指定でしょう。(なので筒井氏は子供向け作品はジュブナイルとつけている)それをあえてTVで放映したというNHKをけなす必要はどこにも無いと思います。この作品を知ったおかげで、『家族八景』をはじめ筒井氏の数多くの作品を読むきっかけになりました。
例えば『俺に関する噂』も、とても面白いのですが、忠実にTV化できると思いませんね。(世にも奇妙な・・・かなにかでドラマ化していたかも)彼の初期の作品はエロ・グロ・ナンセンスな表現が多く、朗読ですら難しいでしょう。だから「断筆」まで行った。
NHKに騙されたというより、日陰からよく引きずり出したと思います。
NHK、公務員、政治家は皆悪者に見えるんですね、きっと。
2012年03月30日 01:10
平凡人さん。
はじめまして。
コメント、ありがとうございます。
確かにそうかなあとも思いますが、私としては「対象が大人なら」という気持ちがあります。
例えば、中学校の教科書に村上春樹が載っていますが、今学校現場では「関連読書」と言って同じ作家の違う本を読むことが奨励されているんです。だからといって、中学生がみんな「ノルウェイの森」とかを読むのは奨励できないと思うのです。そういう意味なんですけど伝わりますかね(^^;)?
ちなみに私も公務員です(笑)。
2013年02月02日 08:00
こんにちは!
先ほど、IT検索していて、立ち寄りました。
数年前に、新潮文庫で文字の大きな版が出た時
私も三部作すべてを読み直しました。

実は、コメントは、この記事への反論しようとおもったのですが、
<エディプスの恋人 作成日時:2008/11/06 21:48>
三作目についての記事を読んで、通しで読んだ感想は、
結構、似ているかもと、思ったのでやめときます。

ただ、私は、第二作がとても好きです。
私は「ハッピーエンドではない最悪の終わり方」が、好きなんです。

また、家政婦シリーズの方が、後に作成されてますから、
言うなら、家族八景(1971年作品)が、モチーフに作られたのかも??
っとは、思えませんか??
Kenny U
2013年02月02日 08:05
追記です
先日、NHKで、1979年版「七瀬ふたたび」の第一話が、
放送されましたね!!

チェックされましたでしょうか??

<追記>
「家族八景」の方は、2012年版が、
深夜に連続ドラマとして放送されました!

2013年03月03日 20:07
Kenny Uさん。
はじめまして。
コメント、ありがとうございます!!
ファンの方には不快な思いをさせてしまったかも知れません。
すみません。

しかし、自分も今では、これもありかな…と思えるようになりました(^^;)。
あまりの唐突な展開には、未だに馴染めてはいませんが(^^;)。

筒井康隆氏の小説は読破した訳ではないので偉そうなことは言えませんが、好みとしては嫌いではありません。
と言うよりも、好きです。
これからも、読んでいきたいと思っています。

ドラマの方は、残念ながら見逃してしまいました。

あ、それから。
七瀬が「家政婦は見た」をモチーフに…とは、私も思っていません。そういうイメージだという意味で書いたのですが、書き方が拙くてすみませんでした(^^;)。

ありがとうございました!
のものも
2015年01月23日 23:59
初めまして(^ ^)
スッキリしました~。
「七瀬ふたたび」はかなり昔の記憶で、なんとなくNHKでやっていたドラマかも‥というノリで図書館から借りて読み終えたばかりです。確かに面白いのですが、唐突に下世話になってしまうところが引っかかりました。男って女を見る時、常に犯罪者まがいの想像するの?もしかして作家本人の本音なのかしら‥と思ってしまいました。
それと、面白い題材を早急に済ませてしまう安易さ。
「家族八景」はまだ許せる。それなりにテーマが見えたから。でも「七瀬ふたたび」では最後の方はまるで手抜きとしか思えません。だってどうして皆が殺されなければならないのか、という一番大切な部分が欠落しているからです。期待していただけに悶々とした気持ちでいました。
ここにきてスッキリしました(^ ^)
日本SFファンのひとり
2020年01月03日 14:12
きれい事で済まない。それが筒井康隆だと思います。
筒井康隆の本の大半がドロドロしているのは、筒井文学の魅力です。
NHKは巧みにそのドロドロを抜いていて「いい仕事」をしていると思って見ていました。(最近再放送がないのが残念です)
「日曜劇場」の「家族八景」を見て面白いと思い、引き続いて「七瀬ふたたび」がNHK で放送されたので、夢中になりました。当時の少年には多岐川裕美さんの魅力もてつだってワクワクするドラマでした。
青年になって原作本を読んで、人の汚れた世界(内なる世界)を覗けた様で、大人になったような気分でした。
ひとりになって、本の世界から、人の裏側を覗く事は良かったように思います。

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