「最高のサントラ盤!映画を観てから聴こう!」 サウンドトラック/ボヘミアン・ラプソディ

 いやあ、よかったです!映画「ボヘミアン・ラプソディ」!
 いろいろな意味で感動し、2回観に行ってしまいました。
 1回目は、IMAX。でも、映像はよかったのですが音響は普通のバージョン。そこで、2回目はドルビーアトモスの映画館をググって、行ってきました。
 大きい画面も、迫力のサウンドも最高でした!!

 ただ…。
 実を言うと、1回目の映画館と2回目の映画館で、音響がどれくらい違いがあったかというのは冷静に判断することはできませんでした(汗)。
 と言うのも、ストーリーが素晴らしすぎて、2回とも「音響がどうのこうの」と言うよりも、映画の内容そのものにどっぷりと浸りきってしまったからです!!

 フレディとブライアン&ロジャーの出会いからクイーンの結成。その後のバンドの成功と、それとは裏腹に大きくなっていくフレディの苦悩。バンド崩壊の危機から不死鳥のごとく甦ってのライブ・エイドへの出演。

 ライブ・エイドのシーンの脅威の再現率は、あちらこちらで話題になっている通り!本当に「圧巻」の一言です。(違っている部分もありますが、そこもまたよいですし!フレディ役のラミ・マレックも「ライブ・シーンはフレディの癖まで勉強したが、完全な物まねではなく、自分の感性で演じた」と言っています。)
 私などは、「『映画を観る前に、YouTubeでライブ・エイドを久しぶりに視聴』→『映画でその再現率の高さに感動』→『帰宅した後、再度YouTubeで確認して、また感動』→『2回目の映画で、またまた感動』→『YouTube視聴だけでは我慢できず、DVDを購入して連日のライヴ・エイド三昧』」というくらいにはまってしまっています(笑)。

 でも、映画「ボヘミアン・ラプソディ」のライブ・エイド・シーンの素晴らしさは、その再現率の高さだけではないと思うのです。
 そこで演奏されている曲それぞれの歌詞と映画のストーリーが見事なまでにシンクロしていることこそが、この映画の感動の大きな大きな要因なのではないでしょうか。
 映画を観た方なら、私の言いたいことをわかっていただけると思います(^^)!
 「ボヘミアン・ラプソディ」で「死への不安」を歌い、「レディオ・ガ・ガ」で「青春時代の思い出」を歌い、「AY-OH」で観客と一体になることで一層前を向き、「ハマー・トゥ・フォール」で「生き抜くことへの決意」を歌い、「伝説のチャンピオン」で「バンドの苦労や紆余曲折」をさらけ出しながらも「我々こそがチャンピオンだ!」と締めくくるフレディ!
 このシーンに、実際には演奏されていた「愛という名の欲望」と「ウィ・ウィル・ロック・ユー」(速くて短いバージョン)が入っていなかったのは、「わざと」だったのではないかと私は思っています。この2曲は、もちろん名曲ですし、ライブ・エイドでの演奏も最高でした。でも、あえてこの2曲を省くことで、映画のラストシーンとこれまでの映画全体の内容、フレディの生き様、クイーンというバンドの存在そのものを、あそこまでシンクロさせることに成功したのではないかと。

 そして、ライブ・エイドの熱狂冷めやらぬままエンドロールに移って流れるのが「ドント・ストップ・ミー・ナウ」の本物のクイーンのライブ映像!さらに画面が暗転してからの「ショウ・マスト・ゴー・オン」で終了。
 この曲順!完璧すぎます。

 「見終わって、なお涙」という感想も多いですが、私の場合は「見終わって、“映画のストーリーの素晴らしさ”と“計算し尽くされた曲の使い方”に“ため息”」という感じでした。
 本当に素晴らしい映画でした。


 そして!その映画の感動を見事に収めたのが、このサントラ盤「ボヘミアン・ラプソディ」です。
 ブライアンとロジャーによる「20世紀フォックス・ファンファーレ」に始まり、ラストの「ショウ・マスト・ゴー・オン」まで、聴けば映画のシーン一つ一つを思い出せる完璧なサントラだと思います。
 クイーンの前身バンドであるスマイル版「ドゥーイング・オール・ライト」があり、「炎のロックン・ロール」を始めとしたライブ・バージョンも豊富!ライブ・エイドの演奏も堪能でき、「ファット・ボトムド・ガールズ」については完全なる未発表バージョン…などなど。
 クイーンのアルバムとしても興味深い1枚となっています。

 ただし、そうは言っても、本作はやはり「オリジナル・サウンド・トラック」!
 サントラ盤なんです。
 「ベスト盤としては物足りない!」「ライブ・エイドの演奏を収録と言いながら『愛という名の欲望』『ウィ・ウィル・ロック・ユー』も入ってないじゃないか!実は『悲しい世界』だってフレディとブライアンの二人で演奏してるんだぜ!」なんて無粋なことを言ってはいけません(^^;)。だいたい、アマゾンのレビューなどでこういうことを得意気に書き込んでいる人たちに限って、映画を観てもいないで書いている!?ってことが多いんです(笑)。
 まずは映画を観ましょう。その上で発言をした方がよいと、私は思います(^^;)。

 いやいや、本当にこのサントラ盤はよくできていると思いますよ。
 実際に映画を観て、このアルバムを聴いた人は、私のこの思いに共感してくださるのでは…と思うのですが、いかがですか(^^;)?

 と、この記事を書きながら、本作を聴いていたら、また映画を観に行きたくなってきてしまいました(^^;)!



ライブ・エイド


映画「ボヘミアン・ラプソディ」予告編


映画「ボヘミアン・ラプソディ」メイキング映像


<ROCK>
サウンドトラック/ボヘミアン・ラプソディ (2018)
1. 20世紀フォックス・ファンファーレ
2. 愛にすべてを
3. ドゥーイング・オール・ライト (...リヴィジテッド): スマイル
4. 炎のロックン・ロール (ライヴ・アット・ザ・レインボー・シアター、ロンドン、1974年3月31日)
5. キラー・クイーン
6. ファット・ボトムド・ガールズ (ライヴ・イン・パリ、フランス、1979年2月27日)
7. ボヘミアン・ラプソディ
8. ナウ・アイム・ヒア (ライヴ・アット・ハマースミス・オデオン、ロンドン、1975年12月24日)
9. 愛という名の欲望
10. ラヴ・オブ・マイ・ライフ (ライヴ・アット・ロック・イン・リオ・フェスティヴァル、1985年1月18日)
11. ウィ・ウィル・ロック・ユー (ムービー・ミックス)
12. 地獄へ道づれ
13. ブレイク・フリー(自由への旅立ち)
14. アンダー・プレッシャー [feat. デヴィッド・ボウイ]
15. リヴ・フォーエヴァー
16. ボヘミアン・ラプソディ (ライヴ・エイド、ウェンブリー・スタジアム、ロンドン、1985年7月13日)
17. RADIO GA GA (ライヴ・エイド、ウェンブリー・スタジアム、ロンドン、1985年7月13日)
18. AY-OH (ライヴ・エイド、ウェンブリー・スタジアム、ロンドン、1985年7月13日)
19. ハマー・トゥ・フォール (ライヴ・エイド、ウェンブリー・スタジアム、ロンドン、1985年7月13日)
20. 伝説のチャンピオン (ライヴ・エイド、ウェンブリー・スタジアム、ロンドン、1985年7月13日)
21. ドント・ストップ・ミー・ナウ (…リヴィジテッド)
22. ショウ・マスト・ゴー・オン
画像

この記事へのコメント

談 耕作
2018年12月27日 12:59
成る程ねえ。返信してから記事を読んだのですが、サントラのレビューでそんなことがあったんですねえ。ゆずの件は?ちょっと後で検索してみようかな(笑)

連れて行った母が泣いた!と言う話は記事を読んで理解出来た気がします。
普段感動と無縁の母をそこまで感動させる物があったのか~と。

ちなみに家の母はブラックジャックを読むと必ず泣いてしまうそうで、ピノコが最高!だそうです。

『ドゥーイングオールライト』
良く出来てるよなぁ。
母が言っていたのですがフレディの歌はスポーツマンの跳躍力の様な美しさだ、と。ヴォーカルアレンジをフレディが主にやっていたことを映画を観て知り、感心しました。

ボヘミアンラプソディでヴォーカルを左右に振り分け、重ねて重ねて最後に完成版をメンバー、マネージャー達に聴かせるところ等名曲誕生秘話として名シーンでしたね。

『キラークイーン』
ヴォーカル処理の良さだけでは誤摩化せない。元の声が良いからこそ成立する。


『ラブオブマイライフ』
元々観客からの唄を頼んでなかったのに、一斉にあそこを皆で斉唱したのでフレディは続きを自分で唄わず観客に斉唱を任せたと言うのを何かで知りました。
あそこはうじきさんのPV特集で昔みて感動した。僕はこの唄ずっとクイーンのフェイバリットです。


ライブエイドの再現振りは確かに完璧に近い。
記事を読んで改めて思ったので気持ち的には『成る程』だったのですが、表情的には『驚いた』の表情に心情が近かったのでそちらの気持ち玉を推させて頂きました。

70年代ロック好きの人は勿論、クイーン大好きのローリー喜んだろうなぁ。
2018年12月29日 02:01
こんばんわ
熱いっ 熱いレビューっすね〜
私も最後のライブ・エイドのシーンのあとは
立って拍手したかったほどです。
まさに圧巻!
2019年01月02日 14:38
談 耕作さん!
こんにちは(^^)!

実は、自分がクイーンにはまったのも
もとはと言えばローリーの影響なんです。
すかんちはクイーンちりばめすぎですからね(笑)。
最近のローリーはつけ髭?でステージに立ってますし(笑)。

それにしてもこの映画は心が揺さぶられますよね。
クイーンサウンドの創造過程も
興味深いし、ストーリーそのものもよいし、
本当にすばらしい映画だと思いました!

耕作さんのコメントが既に記事になってしまいますね。
ありがとうございます(^^)!
2019年01月02日 14:40
ezeeさん!
どうもです(^^)!!

爆音上映とか応援上映とかもありますからね!
もう一回、観に行きたいです(^^;)!
ezeeさんの記事も
とっても熱かったですよ~(^^)!!

コメントありがとうございます!
2019年01月05日 09:53
明けましておめでとうございます。 年末年始は音楽漬けでしたか!小生もクィーンの映画は2回見ました。帰省するときは娘が車の中でクイーン名曲を大音量で聴きながら行きたいとリクエストがあり各曲の蘊蓄を語り合いながら楽しい高速道路ドライブでした。今年もまたお付き合いの程よろしくお願いします。次回はクラプトン映画の特集曲です。
2019年01月10日 00:36
ローリングウエストさん!

明けましておめでとうございます。
RWさんも2回観られたんですね(^^)。
すごい映画でしたね!!!

それにしても、最高に楽しいドライブですね!
幸せのお裾分け、ありがとうございます(^^)!

クラプトン記事、また伺いますね!

今年もよろしくお願いします(^^)。
tkp141
2019年01月11日 15:12
あけましておめでとうございます!
遅くなりましたー!

私も観てきました、ドルビーアトモスで。
音響...最後のオーディエンスの臨場感は感じました。

とてつもなくいい映画でしたね。
私もサントラ買いました(^^)
このブログを見てまた思い出しながら聴いたり見たりしたいと思います。

今年もよろしくお願いします!
エーオ!!
2019年01月22日 06:45
 クイーンの映画、大人気ですね!。僕も先日見に行ったのですが、一回目の上映は既に満席で、二回目の上映まで付近で時間つぶしをしなければならないほどでした。
 ラストのライヴ・エイド再現は圧巻でしたね!。あれから手持ちのクイーンを(4枚しか持っていませんが(^_^;)リピートして聴いています!。
2019年01月25日 00:17
☆彡ふらんぼうさん!

はじめまして。
ありがとうございます!!

この映画のツボは、ライヴ・エイドと、そこだけではなく、本編が終わってからの2曲だと思うのです。
リアルタイムでクイーンを知っている自分にとっては、いろんな意味で感慨深い映画でした(^^;)。

フィクションの部分もありますが、そこは、ブライアン・メイとロジャー・テイラーが「よし」としているのだから、あえてスルーして物語そのものを楽しみました。

クイーンを知らなかった世代にこそ受ける映画かも知れませんね(?)(^^)
2019年01月25日 00:20
tkp141さん!

遅ればせながら、明けましておめでとうございます(^^;)。

ライヴ・エイドの場面は圧巻でしたね。
サントラを聴きながら、映画のぞれぞれの場面がありありと浮かんできます。
とてもよいサントラ盤ですよね!

今年もよろしくお願いします!
エーオ!!

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