波野井露楠の徒然日記 〜ROCK&BOOK〜

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help リーダーに追加 RSS 「男はかくありたい…」 司馬遼太郎/燃えよ剣 

<<   作成日時 : 2006/04/30 21:45   >>

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 ブログのサブタイトルを「ROCK&BOOK」としたものの「BOOK」の記事を一つも更新せずに3ケ月が過ぎてしまった(^^;)。
 実は、「本の記事の1回目はこれ!」と決めていたために、今まで(1月から)いろいろな本を読んでいたのだが、記事をアップできずにいたのだ(変なこだわり?苦笑)。
 そして、他の本と並行して読んでいたその本が読み終わったので、ついに「BOOK」の記事をアップできることになった(^^)。

 その本とは…。
 私を歴史の世界への誘い入れてくれた本。司馬遼太郎の『燃えよ剣』である(^^)!!

 私が『燃えよ剣』を知ったのは、大学生の時。バイト先の塾長(私は地元の学習塾で小中学生相手に国語と社会を教えていた)に勧められて読んだのがきっかけだった。それまで、カミュやカフカ、村上春樹や村上龍などを好んで読んでいた私に、「だまされたと思って読んでごらん」と勧めてくれたのだ。

 そして、読んだ私は…。
 一発で、土方歳三の生き様にノックアウトされてしまったのだった。
 カッコいい…。読み終わってからも、しばらく体が震え、胸がドキドキしていたのを今でも覚えている(^^;)。
 その後、新選組にとりつかれた私は、大学時代の大半を、新選組の書物を漁ったり五稜郭を訪ねたりと、新選組に明け暮れる日々を送ることとなる。バンドもやってましたが(^^)。

 と、ここで話を『燃えよ剣』に戻すが、私は特に下巻が好きである。それも下巻の後半、土方歳三が近藤勇と別れた後、生き残りの新選組隊士と共に北海道に向かう所からが大好きである!
 結末を知ったいるだけに、榎本武揚や大鳥圭介に苛々してしまうのだが、宮古湾決戦や馬上での土方歳三最期のシーンなどは、あまりのスピード感、あまりの迫力に、読んでいて息が上がってしまう。それに、土方歳三が、京都の時よりも、さらに人間味溢れる人物として書かれているのがいい!「この人がリーダーだったら、誰だってついて行くだろうな!」と思わずにはいられない。
 
 この本は時代小説にして単なる時代小説ではない。男の生き方の「お手本の書」である!しかも、涙なくしては読めない「お手本の書」である。「男の生き様とは何か」「男の美学とは何か」「滅びの美学とは何か」「忠義とは何か」「士道とは何か」、この一冊で全てが分かる!!(本気でそう思っています(^^;)。)
 是非、男性諸氏に読んでいただきたい一冊である。

 最後に思い出話を一つ。
 大学時代、電車に乗っていた時の話。私は二人がけのシートに座っていたのだが、気がつくと隣のおじいさんがボロボロの文庫本を読みながら涙を流していた。「一体おじいさんをそこまで熱くさせる本とは!?」と、その本の表紙を覗き込んでみると…。そうです。もう予想はつくでしょうが、その本は『燃えよ剣』の下巻だったのです(^^)。

<BOOK>
司馬遼太郎 『燃えよ剣』 文藝春秋新社(1964)
※現在は新潮文庫等より出版されている。
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タイトル (本文) ブログ名/日時
燃えよ剣
幕末の京都を震えあがらせた新選組副長・土方歳三の生き様を描く ...続きを見る
司馬遼太郎を読む
2006/05/01 20:12
「燃えよ剣」を読みなさい(歴史オンチな娘改造計画)
中2の娘が、今「燃えよ剣」を読んでいる。 言わずと知れた司馬遼太郎氏の名作。私が新選組の泥沼にはまったきっかけになった本だ。 もうかなり前から、「面白いから、いっぺん読んでみたら?絶対面白いから!」としつこく勧めていたのだが、さっぱり見向きもしなかった。 ところが、つい先日「読んでみようかなあ」と手に取ったのである。 (へえ〜〜え)と内心ホクホクしながら見ていると、かなりはまっている様子。 しめしめ……これで、ようやく娘とも新選組の話ができるようになるのかな。 ...続きを見る
千華の気まぐれ日記
2006/05/01 23:02
燃えよ剣
前回はまだ読んでいない本を紹介してしまったので、今回からは 読んで「お勧めしたいな」と思ったものを。 ...続きを見る
t2o's log
2006/05/01 23:44
燃えよ剣 - 司馬遼太郎
★★★★ [新潮文庫]  新撰組の鬼副長・土方歳三を軸に、故郷武蔵野から幕末京都、土方の死地・函館までを描いた、新撰組ファンのバイブルとも言える小説。私の新撰組への興味もここから。  馬鹿がつくくらいに新撰組一筋で、大将としての近藤に惚れ込んでいた土方。喧嘩をさせれば天才的な戦略家。かと思えば、へたっぴいながらも俳句を愛する芸術的な一面も垣間見せる。洋服姿で凛々しく佇む本人の写真からはなかなか想像できない、等身大の土方を知ることができる。  それぞれ強い思いを持って幕末の日本を駆け抜けた男... ...続きを見る
イラストつきブックレビュー BOOKS@...
2006/05/02 00:23
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司馬 遼太郎 (著) 『燃えよ剣 (上巻・下巻)』 (新潮社、新潮文庫) ...続きを見る
おすすめ本と最新映画DVD情報【書評と映...
2006/05/02 10:47
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燃えよ剣 (上巻) ...続きを見る
本のある生活
2006/05/02 12:10
燃えよ剣/司馬遼太郎
幕末にしばしば登場することとなる後の四謙候の一人、山内容堂を輩出することになる山内一豊を主人公にした「功名が辻」、一年間楽しませてもらいました。 大河ドラマは社会の世相を反映するそうで、幕末・維新ものが取り上げられる年は沈みがちで、戦国ものが取り上げられる年は上向きなんだとか。 一昨年は「新撰組!」で今年は「功名が辻」、そんな短期間でコロコロ社会が変わるものかという感じですが、来年は「風林火山」ですから一応社会は上向きのようです。 ...続きを見る
マジック・映画について思うこと
2006/12/12 00:14

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
今晩は!新撰組フェスタをやっていた調布市在住のリュウです!(笑)
>時代小説

って、人の生き様が書いてあるので、確かにハマりますよね。最近は縁がありませんが、昔は良く読んでました。歴史物も結構・・・・。
司馬遼太郎さんの本は最近、アメリカ素描を読みました。彼の視点が独特で興味深く読まさせていただきました。最も最近は音楽同様、本も自分の原点を探るべく、
昔読んだもの片っ端から読み漁ってます。(笑)
そういえば、自分のブログも本のコーナー作ってありました・・・・。(笑)
リュウ
2006/04/30 22:34
リュウさん!!
あ、ありがとうございます!!
突然本の記事なんか書いてしまって、音楽の記事ずっと書いてきたので、こういうのは読んでもらえないかもなんてドキドキしていたんです。それなのにコメントまでしていただいて(^^;)。感激です。
やっぱり音楽中心になると思うんですけど、たまに本の記事も書いていこうと思ってます。今後ともよろしくお願いします(__)。
それにしても、新選組縁の地にお住まいとは羨ましいです(^^)。
波野井露楠
2006/04/30 22:45
私は、明治座で舞台を観ました!
上川隆也くんが主役で風間杜夫さんが
脇をかためてました。
上川君人気でおばさま達が賑やかに
満員でしたよ!
すいません、観劇の話でした!
先日は、ご訪問をありがとう
       ございました!
メイママ
2006/05/01 00:44
メイママさん。
コメントありがとうございます。
功名が辻の俳優さんですね!私は舞台は見たことがないのですが、やはり感動的だったのでしょうねえ…。
ライブも演劇もやっぱり満員は気持ちいいですね(^^)。
波野井露楠
2006/05/01 21:18
波野井露楠さん、初めまして。トラバありがとうございました。
「燃えよ剣」との出会いは、もう30年以上も前になりますが(年がばれますねえ…笑)、私の人生を変えたかもしれない本です。司馬遼太郎の作品の中でも、一番好き。
テレビドラマ(栗塚旭さんが土方役でした)と同時進行で、はまりにはまりまくった高校生時代でした。
今も抜けきれずに、ホームページ作ったりしているわけですから。
男性にも女性にも人気のある土方歳三は、やっぱりすごい男だったんでしょうね。
千華
2006/05/01 23:00
TBありがとうございます。
私も時代小説は『燃えよ剣』からでした。
電車の中での出来事、素敵ですね〜
私もよく電車内読書で泣いてますが・・・( ^ ^;)
sagaga@EVERYGROUND
2006/05/02 00:30
千華さん。
コメントありがとうございます。
娘さんは幸せですねえ(^^)。
素晴らしい教育だと思います!!
土方歳三の魅力、たくさんの人に分かってもらいたいですよね(^^)。
私も小学生相手についつい、力説してしまうんです(^^;)。

波野井露楠
2006/05/03 01:15
sagaga@EVERYGROUNDさん。
コメントありがとうございます。
感動すると、場所とか関係なくなってしまいますよねえ(^^;)。私も涙もろいので同じですね(^^;)。

波野井露楠
2006/05/03 01:20
幕末志士伝は、男の美学ではなかろうかと思うのです。
小生は「竜馬が行く」を読み終えて感動し、
この「燃えよ剣」を読んで感動し、
はたして 新撰組か、維新か、
どちらも捨て難し!
この時代は遠すぎず、リアル感があり、私の二番目に好きな日本の歴史でございます。
土方さんは、新撰組の真の「局長」だったのではないでしょうか・・・・
夜響
2006/05/04 06:51
夜響さん!
コメントありがとうございます!!
「幕末=男の美学」!まさにそう思います!
男の美学、男のロマンですよね!!
ある意味、ロックにも通じると思います(^^)。
波野井露楠
2006/05/04 10:46
こんばんわです。お久しぶりです。
ここにも一人、土方マニアがいましたか(笑)
初めて京都に訪れた時、壬生に行ったのですが、地図を見ながらウロウロしている私におじいさんが道を教えてくれました。何でも道に迷う人が多いんだとか。もう随分前の話ですが、良い思いでです。
では!
※ジョージア・サテライツの記事へもトラックバックさせていただきました。お時間のある時にでも見てやって下さいませ。
ヘンリー
URL
2006/12/12 00:28
ヘンリーさん。
こんばんは(^^)。
新選組は男のロマンですよね(^^)!
そして土方歳三は男の鏡(^^)!
いつも、そんなことを思っています!

ジョージア・サテライツの記事へのTBありがとうございました。早速、そちらにも伺いますね!
波野井露楠
2006/12/12 20:37

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