波野井露楠の徒然日記 〜ROCK&BOOK〜

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zoom RSS 「本当の主役がここにいる!」 ウィリー・ディクソン/アイ・アム・ザ・ブルース

<<   作成日時 : 2007/06/04 17:09   >>

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 明後日までにレポートをまとめねばならず、このところずーっと国語の専門書を読んでいます。『倉澤栄吉国語教育全集11』(角川書店)という本なのですが、いやあ難しい!!じっくり読んだり何度も読み返したりすると、「なるほど!」「この時代からこんな先進的なことが述べられていたのか!」ということが分かってくるのですが、不勉強の私には一読して即理解という訳にはいかず苦労しています(^^;)。

 それで、2時間ほど集中して本を読んでは音楽を聴き、そして少しリフレッシュしたらまた本に没頭するということをしているのですが、その時に聴いているのが今日紹介するウィリー・ディクソンの初ソロ・アルバム「アイ・アム・ザ・ブルース」です!(先日、柏でココ・テイラーと共にゲットした1枚です(^^)。)

 倉澤先生は、現在96歳の先生で、日本国語教育学会の会長をしてらっしゃる日本の国語教育を語る上では決して避けることのできないお方(先日、お酒を飲みながら言葉をかわすという機会があったのですが、先生の凛とした存在感に圧倒され、緊張しっぱなしの私でした。汗)。一方、ウィリー・ディクソンは、シカゴ・ブルースを創り上げた立役者の一人で、ブルースを語る上では絶対に避けて通れない人物の一人。
 どちらも、今の私にとっては最重要人物!
 そんな訳で、「うーん。倉澤先生の本を読みながらウィリー・ディクソンを聴くなんて(あ、こんな書き方をしていますが、ながら読みをしている訳ではありませんからね(^^;)!)、我ながら充実した時間を過ごしているなあ…(本当は、この後、読んだ内容を要約したり考察したりすることが残っており、それを考えると憂鬱なのですが。苦笑)」なんて、ひとりニヤリとしている私なのです(笑)。

 それで、この辺で話をウィリー・ディクソンに絞っていきたいと思いますが…、一言、「最高」です!
 ウィリー・ディクソンと言えば、先述の通り「シカゴ・ブルースを創り上げた立役者の一人」!様々な楽曲を多くのブルース・マンに提供しており、「彼がいなかったら、シカゴ・ブルースはなかった」と言っても過言ではないと思います。
 だいたい、このアルバムの曲目を見てください!!
 もう、有名な曲ばっかり!!!
 「ウィリー・ディクソンがいなかったら、マディやハウリン・ウルフはあそこまで活躍できたのだろうか」「ココ・テイラーやオーティス・ラッシュはどうなっていたのだろうか?それから、バディ・ガイは?」なんてことをついつい考えてしまいます。
 そして、さらに!! 
 ウィリーの果たした、「ブルースとロックの架け橋」ということについても考えない訳にはいきませんよね!「バック・ドア・マン」と言えばドアーズ、「アイ・キャント・クィット・ユー,ベイビー」「ユー・シュック・ミー」と言えばレッド・ツェッペリン、「スプーンフル」と言えばクリーム、「アイ・エイント・スーパースティシャス」と言えばジェフ・ベック(ジェフ・ベック・グループはツェッペリン同様「ユー・シュック・ミー」のカバーでも有名ですね)を思い浮かべる人も少なくないはずです。(「フーチー・クーチー・マン」や「リトル・レッド・ルースター」については、あまりにも多くのミュージシャンやバンドがカバーしているので、ここでは書ききれない程です!)

 本当によくぞ、これだけの名曲を一人で書いたなあ(しかも、全て自分のためではなく!)と感嘆のため息をもらさずにはいられません(^^;)。
 
 しかも、本作を聴くと、ウィリー・ディクソンのコンポーザーやベーシストとしての才能はもちろんのこと、ボーカリストとしての才能も十二分に伝わってきて、さらに感服してしまいます。(マディやウルフのようなドスの利いた迫力はありませんが、その分、温かくて太い歌声で迫力を出して勝負しています(^^)。)

 「若い頃はボクサーだった」とか、「兵役を拒否して捕まった」とか…音楽面だけでなく、人生そのものにブルースを感じるウィリー・ディクソン!!
 そんなディクソンのまさに「アイ・アム・ザ・ブルース」というタイトルがピッタリの本作!!
 シカゴ・ブルースを陰で支えながら、しかし、決して脇役ではない、むしろ本当の主役として賞賛されるべきウィリー・ディクソンの記念すべきソロ1作目(1970年リリースというのが、遅すぎたくらいですよね!)。

 ちなみに、レコーディング・メンバーは、
Willie Dixon/vocals,bass
Walter “Shakey” Horton/harmonica(←渋い!)
Sunnyland Slim or Lafayette Leake/piano
(「or」と言うのがいいですね(^^;)。↑)
Johnny Shines/guitar(←最高!特にスライドがカッコいい!)
Clifton James/drums
です(^^)。


 では、もう少しの間、心してこのアルバムをじっくりと聴いて、そうしたら、また国語のレポートの世界へと戻りたいと思います(苦笑)。
 それでは、また(^^)!

試聴はこちら

<BLUES>
ウィリー・ディクソン/アイ・アム・ザ・ブルース (1970)
1. バック・ドア・マン
2. アイ・キャント・クィット・ユー,ベイビー
3. セヴンス・サン
4. スプーンフル
5. アイ・エイント・スーパースティシャス
6. ユー・シュック・ミー
7. フーチー・クーチー・マン
8. リトル・レッド・ルースター
9. セイム・シング
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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
国語に没頭中の波野井先生、お元気ですか。国語の話をしはじめたら止まらないでしょう。
国語といったら・・・「波野井先生」と言われる日もそう遠くはないと思います。期待していますよ。!(^^)!

そのエネルギー源がやっぱりロック(音楽)なんですね。納得です(^_^)v
 いつも応援コメントしかできませんが、ブログ楽しみに見ています。(^_^)
はーもにか
2007/06/04 19:36
本当にスゴイ面子ですね〜。
Johnny ShinesにSunnylanndは大のお気に入りです!
特にSunnylandは、Otis Spannより、好きですね〜。
野太い感じの音が何ともいえません。

そこにWalterのHarpがくれば本当に言う事なしですね。
面子と言い、曲といい、改めて見ると、本当に
凄いですね♪
リュウ
URL
2007/06/04 21:45
TBなんでできないんでしょうねぇ?何も設定してないので原因不明っす(汗)。いや、それにしてもこの辺来ましたか…。音はショボいけどエナジーと魂が凄いんですよ。そしてこれはもうブルースの教科書♪いいっすねぇ。
フレ
URL
2007/06/04 22:35
すっかりご無沙汰してしまいまして申し訳アリマセン。徐々に復活しつつあります昨日からブルースマンでございます。

いろんなブルースマンがいますけど、それら多くの巨人たちが持つ個性の土台になってるのがこの人なんだなと思うと感慨深いものがありますね。

また遊びにきますー。
icerocket
URL
2007/06/04 23:19
超有名曲ばかりですね!有給とって朝からEL
まり
2007/06/06 07:32
まりさん!
早朝よりのコメントありがとうございます!
携帯からですか(^^)?
ELとありますが、ELPですね!!きっと(^^)。
私は、徹夜でレポートを完成させ、今から登校です。電車に乗り遅れたので、高速を使って車で行きます。
居眠り運転しないように、BGMはハノイ関連にします(笑)。
では、行ってきます!!
波野井露楠
2007/06/06 09:09
娘が就活に出かけたので ようやくPC開けました。ELPは よかったです!!パイプオルガンなど 荘厳な音楽は 朝聴くといいですね。徹夜でレポート完成!偉い先生方の前で発表されるんでしょうか。図書館で古典シカゴブルースを置いてあったので また借りに行きます。
まり
2007/06/06 10:12
はーもにかさん。
こんばんは!
なんだか、あれの流行のために大変なことになりましたね(^^;)。
しかし、校長先生は英断されましたね!!
さて、私のパワーの源ですが(唐突?笑)、
やっぱり音楽が一番ですね。
それと読書(^^)。
そして、皆様の応援(^^;)。
褒められて伸びるタイプ?(笑)
これからも、どうぞよろしくお願いします。
いつも、応援コメントうれしいです(>v<)!
波野井露楠
2007/06/09 19:52
リュウさん。
こんばんは!
このアルバムのウォルターさんも、初めはリトル・ウォルターと名乗っていたそうですね。
でも、あのリトル・ウォルターが現れたために、改名したとか(^^;)。
どちらも、素晴らしいハーピストですけどね(^^)!
このアルバム、本当に素敵です。
ブルースっていいなあ…って、
しみじみ思わせてくれます(^^)。
波野井露楠
2007/06/09 19:55
フレさん。
こんばんは!
そう!その通りですよね。
エナジーと魂(^^)!!
もう、それだけでOK!
と言うか、それだけでブルース!!
まさに教科書のような1枚です(^^)!!!
波野井露楠
2007/06/09 19:57
icerocketさん。
こんばんは!
復活されたんですね!
よかったですー(^^)。
また、よろしくお願いしますねえ(^^)。
ホント、この人がいなかったらブルースはどうなっていたんだろうと思うと、この人の重要さ、重大さを感じずにはいられなくなりますね!
偉大な人です(^^)。
波野井露楠
2007/06/09 19:59
まりさん。
こんばんは!
レポートは、特に偉い先生方という訳ではないんですが、授業で発表してきました。なんとか、無事発表でき、よかったです(^^;)。
ところで、図書館に古典シカゴブルース!!
なんか、アメリカの図書館みたいですね(^^;)。
冗談はさておき、そんなのが置いてある図書館が近くにあるまりさんが羨ましいです(^^)!!!
波野井露楠
2007/06/09 20:02

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