波野井露楠の徒然日記 〜ROCK&BOOK〜

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zoom RSS 「このアルバムで初めてパワー・ポップという言葉を知りました」 BIG STAR/LIVE 

<<   作成日時 : 2008/05/19 02:24   >>

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 いやはや…今日の記事のタイトルは、全くセンス「0」って感じですね(苦笑)。
 そのまんまだし(^^;)。
 でもですねえ…これ以外のタイトルを思いつかなかったんです(汗)。だから、許してください(笑)。


 このアルバムが世に出たのが1992年。私が大学4年生の時。
 『ロッキン・オン』か何かのCDレビューを読んで、「これは聴かなきゃ」って思って、ゲットしたんです。それまで、このアルバムのことはもちろん、ビッグ・スターというバンドの存在すら知らなかったのですが(^^;)。

 で、その時、「パワー・ポップ」っていう言葉を初めて知って、「ポップなのにパワーのあるサウンドってどんな演奏なんだろう?」と、すごくワクワクしてCDの再生ボタンを押したのを覚えています。

 し、しかし…。
 初めて聴いたビッグ・スターの感想は…「?」というものでした(^^;)。
 「ポップなのは分かるけど、どこがパワーなの?」という感じ(^^;)。
 1曲目の「September Gurls(←スペル間違いではありません。念のため。笑)」なんかは、バーズみたいですごくいい曲だなあと思ったのですが、どうしても「パワー」を感じることができない…(^^;)。
 後になって、「本作での演奏はベースが交代した直後で、本来の演奏が出来ていない」とか「音が悪すぎ!スタジオ盤はこんなものじゃない」とかいうことを知るのですが、その時は、とにかく「なんかピンと来ないんだよなあ」なんて思って、それからずーーーーーっとCDラックの中に眠らせてしまっていたのでした(^^;)。


 ところがです!!
 先月のチープ・トリックの武道館公演で、彼らがビッグ・スターの「イン・ザ・ストリート」のリメイク版を演奏。それを聴いたのをきっかけに、「そう言えば…ビッグ・スターの『ライブ』に『イン・ザ・ストリート』が入っていたはずだよなあ…」と引っ張り出して聴いてみたところと…なかなかいいじゃないですか、ビッグ・スター(^^)!!
 やっぱり、ものすごい「パワー」は感じられませんが、胸がきゅんとするようなメロディ・ラインの後ろで時折荒っぽく鳴っているギターなんかを聴いていると、その後、そのサウンドがR.E.Mやリプレイスメンツ、それから90年代のティーンエイジ・ファンクラブなどの轟音ギター・バンドたちに受け継がれていったなんてことが妙に素直に納得できたりして…。
 1992年に聴いた時に比べると、少しは「パワー・ポップ」の意味が分かったような気がしたのでした。


 ところで、本作は、1974年のスタジオ・ライヴを収めたものなのですが、何度も聴いていると、本当にクセになってくる中毒性のある不思議な魅力のある演奏がつまっています。
 特に、1曲目の「September Gurls」から2曲目の「Way Out West」にいくあたりなんかグッときます(^^)。(「Way Out West」なんか、バンドの中心人物でボーカル・ギターのアレックス・チルトンではなく、ドラムスのジョディ・ステフェンズが歌っていて、歌も演奏もなんだかヘロヘロしているのですが、何故だか胸にしみるんです。笑)

 多くのファンやミュージシャンたちが待ちに待っていた音源集だったという本作。
 本来の「パワー」を感じたいならスタジオ・アルバムを聴いた方がいいのかも知れませんが(彼らの1stアルバムのタイトルは「#1レコード(ナンバー1レコード)」と言います!すごいタイトルです。ちなみに、90年代にスーパースターというバンドが「グレイテスト・ヒッツ Vol.1」というアルバムでデビューしていますが、彼らもビッグ・スターのフォロワーかも知れませんね。笑)、やはり、ここにはライヴならではの生の彼らの姿がつまっています。
 今でこそ、普通に使われてる「パワー・ポップ」というジャンルですが、その先駆けとなったのがこのビッグ・スター。「パワー・ポップ」に興味のある方には、是非一度聴いてもらいたいアルバムです。


September Gurls

Ballad of El Goodo

In the Street(1994年の演奏)

Back of a Car

試聴はこちら

<ROCK>
BIG STAR/LIVE (1992)
1. September Gurls
2. Way Out West
3. Mod Lang
4. Don't Lie to Me
5. O My Soul
6. Interview
7. Ballad of El Goodo
8. Thirteen
9. I'm in Love with a Girl
10. Motel Blues
11. In the Street
12. You Get What You Deserve
13. Daisy Glaze
14. Back of a Car
15. She's a Mover
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コメント(4件)

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たしかに“パワーポップ”、重と軽、剛と柔みたいで、どっちやねん!! って感じですね(笑)

ところで、波野井さん、1992年に大学4回生ですか・・・
私と正に同年代ですね。
lizard
URL
2008/05/19 21:23
lizardさん!
こんばんは!!
だいたい、チープ・トリックもパワー・ポップって言われてるんだあ…って、知ったのは大人になってからですからね(笑)。
先月号のレココレを読んだら、「これも、パワー・ポップの範疇?」ってCDがたくさん紹介されていて、「要は、何でもありなんだな」って思いました(笑)。
2つ続けてのコメント、
ありがとうございます(>v<)!
波野井露楠
2008/05/21 20:33
はじめまして。chitlinと申します。
lonehawkさんのところでお見掛けしております。

私も1990年代初頭の学生時代にBig Starを始め様々なギターバンドを好きになりました。
彼らの中では「September Gurls」がいちばん好きです。

ご挨拶代わりにAlex Chiltonのソロ作をトラックバック差し上げます。このライヴ盤、持っていないんです。(汗)
と思いきやfc2ブログの調子が悪くて送れないようです。失礼いたしました〜。
chitlin
URL
2008/05/28 01:16
chitlinさん!
はじめまして(^^)。
そうそう、当時はギターバンドとかギターポップとかって言ってましたよね(^^)。
すごく懐かしいです!
特にティーンエイジ・ファンクラブはお気に入りで、途中まではずっとアルバムを買っていました。
それから、TB、ありがとうございました。スパム対策のために一度保留になる設定にしてあるので、ご迷惑をおかけしました。お許し下さい。
これからもどうぞよろしくお願いします(^^)!
波野井露楠
2008/06/01 23:06

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